米Lifehackerのシニアライター兼アートディレクターAdam Dachis氏は、多様な職に就いた後、いまの仕事をしています。今回はAdam Dachis氏が、自身の体験をもとにした「創造的なアイデアを得る方法」について語ります。
ともすると、なにかしら「クリエイティブ・シンキング」の正しいやり方があると思われがちです。もちろん、創造を助けてくれる方法はいくつも存在しています。しかし、往々にして素晴らしいアイデアというものは、ほんのちょっとした気づきからやって来るように感じられます。なぜそれが起きたのかは自分でもわからないのです。もちろん、とびぬけて創造的な人たちがいることは確かです。しかし、私自身のケースでいえば、優れたアイデアはたいてい、そのようにもたらされました。私は、自分自身を「他者に比べ、物事をクリエイティブに見られる人間」だと思っています。なぜなら、これまでの人生で実にさまざまな職に就いてきたし、未知なるものを探求することを楽しんできたからです。企業に就職する前、私は芝生を刈る仕事をしたり、食料品店で働いたりもしていました。
しばらく芝生を刈る仕事をした後で、世の中のどんなことでも、ある程度のカタチにするためにはそれ相応の努力を要することに気づき始めました。そして、どんな仕事も少なからず全体に影響を与えることもわかってきました。
その後、数々の異なる仕事に携わりながら、私がしてきたことすべてに「共通性」があることに気づきました。それは、点と点をつなぐことで創造性が生まれるということです。芝生を刈ることと広告をつなげること、食料品の袋詰めとオンラインビデオをつなぐことから、私はたくさんの創造的アイデアを得ました。信じられないくらい異なるものを線でつなぐことで、創造的な仕事に役立つインスピレーションがもたらされたのです。
あなたの体験はどうですか? あなたにとって創造性とは? ぜひ、コメントやFacebook、Twitterで聞かせてください。
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Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)