「限られた部屋のスペースをいかに活用するか」。誰しも共通して抱くであろう暮らしの悩みに思いを巡らしながら原宿を歩いていたところ(よく晴れたいい天気だというのに! 気温35度近い炎天下だというのに!!)、お店のエントランスの階段下に妙なものを見つけて足を止めました。
重ねられた本棚、間を縫うように敷き詰められたラグ。まるで小さいころに憧れた屋根裏部屋のような雰囲気。休日のゆったりとした時間にくつろぐのにちょうどよさそうなスペースです。そんなところに人が住んでいるはずもないのに。
タネを先に明かすと、これはイケアが原宿をジャックして展開する「SUKIMA GALLERY(スキマギャラリー)」。その名の通り街のスキマを活用した住空間提案には、デッドスペースを活用するためのヒントがありました。これが結構、参考になります。
スキマを活用したスポットは、他にいくつもありました。公式サイトによると、東京・原宿から表参道界隈で、14の展示が行われているようです。小学校以来のオリエンテーリング気分で訪ね歩いてみたのですが、ひとつひとつにスペース活用のヒントが提案されています。例えば、こんな感じ。
ライフハッカーでも、これまで「イケアハック」と題して、イケアの家具を活用した理想的な住空間づくりに挑んできました。ここでイケアに負けじと(?)、よりすぐりのスペース活用アイデアをご紹介します。
何をしまうべきか一目瞭然な棚をIKEAのシェルフでDIYスペースを有効活用するのに壁面収納はオススメですが、ちょっとした遊び心ひとつで部屋の雰囲気は格段に変わります。
IKEAのレール「BYGEL」は引っ掛け式シューズラックとしても使えるらしいこれはハイヒールなど、女性向けのシューズに使えるテクニック。
本やレコードが多い人にオススメ! IKEAの棚で収納たっぷりのベッドをDIYシェルフユニットをベッドフレーム(土台)として使うというアイデアです。収納力抜群のベッドが完成、というわけです。
イケア全店では、8月1日より500以上ものアイテムが大幅に値下げして提供されるようです。パッと見たところ、3~4割引は当たり前の様子。これは活用しない手はありません。
また、スキマギャラリーの開催は8月5日までとのこと。日中アスファルトの上を行脚するのは、想像通りのシンドさです。どうぞ暑さ対策を万全に、お出かけください。
(年吉聡太)