こんにちは、グルメスチュワートの浅田です。
今年最初のお話は「ホットワイン」についてです。耳にしたことはあるものの、口にしたことがないという方も多いのではないのでしょうか? ホットワインは、仕事終わりに自宅でも就寝前の寝酒として簡単に作ることのできる、飲みやすく、体の温まる飲み物です。そこで今回は、短時間で作れる美味しいホットワインの作り方をご紹介します。
Photo by Thinkstock/Getty Images.■ホットワインとは?
その名の通り、ワインを温めた飲み物です。この時期になると、レストランの食後酒としてや、バーでのホットドリンクとして注文が多く入ります。まだまだ日本では馴染みが薄いようですが、海外(特にヨーロッパ)では、お母さんが作ってくれる定番の飲み物です。
白ワインで作るホットワインもありますが、赤ワインで作る方が世界の主流になっています。英語圏の外国人の方に接客すると、よく「Mulled wine(マルド ワイン)」とオーダーされます。ホットワインは和製英語のため、通じないこともがあるので要注意です。
■浅田流美味しいホットワインの作り方雑誌やWeb上でもさまざまなレシピが記載されていますが、今回は私がオススメするものを2種類ご紹介します。ご自宅で簡単に美味しく作れるので、是非試してみてください。
まずは、下記材料を準備します。
- イチゴ:3つ
- チョコレートシロップ:大さじ1スプーン
- 蜂蜜:大さじ1スプーン
- 赤ワイン(ピノノワール):150ml
- シナモンスティック:1本
次に作り方です。
- イチゴを軽くつぶして小さなカップに入れます(ストロベリージャムでもOK)。
- チョコレートシロップと蜂蜜を1. に加えます。
- 赤ワイン(スーパーで販売しているような安価なワインで十分)を2. に注ぎます。
- 最後にシナモンスティックを一本入れ、沸騰しない程度にレンジで温めて完成です!
上記材料がそろわない場合は、下記レシピで作ってみてください。これでも十分に身体を温められます!
- 赤ワイン:100ml
- オレンジジュース:20ml
- 砂糖:2スプーン
- シナモンスティック:1本
材料をすべて混ぜた後、レンジで沸騰しない程度に温めて完成です!
ホットワインの特徴は簡単、美味しい、体が温まるだけではありません。ワインが苦手な方やアルコールが苦手な方でも飲みやすいというのも大きな魅力です。
私自身あまりお酒が強くないのですが、上記のレシピでいただくと不思議と深酔いしません。あたためることでアルコールが蒸発することもありますが、味がまろやかになり、とても飲みやすくなります。お鍋で作る場合は、ゆっくりと20分間ほど火を加えてください。
■ホットワインの効果風邪に効くものとして、身体の温まる生姜を使った飲み物がよく採り上げられますが、次回からはホットワインを試してみてはいかがでしょうか。ホットワインは簡単に作れるだけでなく、体の温まる、美容と健康にも良い飲み物です。具体的には、下記のような効果があります。
- ワイン:ポリフェノールに動脈硬化や脳梗塞を防ぐ働きがある。
- 蜂蜜:抗菌・抗炎症に効果があるので、喉に最適。
- シナモン:血糖値を抑える効果がある。
- オレンジ、ストロベリー: ビタミンCが豊富。
今宵はホットワインをご自宅や、行きつけのバーで楽しんでみてはいかがでしょうか。私も妻が疲れている時によく作りますが、大変喜ばれます。レシピがそれぞれ異なるので、自分好みのお好きな味わいを探すのも楽しいですよ!
(浅田資継)