テキストのみで構成されたホーム画面を最近紹介してきましたが、読者crstempleさんが作成したホーム画面はその逆を行き、ホーム画面からほぼ全てのテキストを排除。その結果出来上がったホーム画面はなかなかユニークなものとなっています。

 カレンダーウィジェットに若干のテキストが残っている以外は、テキストレスなこのホーム画面の作成方法は下記の通り。

  • ランチャーは『LauncherPro』の無料版を使っています(無料版で十分です)。アイコンラベルを非表示に設定し、ドックアイコンは「The Icon Factory」の「Arcade Daze」コレクションのアイコン。各ドックの真ん中のFinderアイコンがアプリドロワーとなっています。
  • Transparent Clock』ウィジェット
  • ホーム画面、左画面の『Fancy Widgets』は、今の気温をメニューバーに表示するように設定しています。
  • ホーム画面上の4Gトグル、Wi-Fi、バッテリー、明るさ、自動同期、左画面のバイブレート・サイレントモード、Bluetoothトグル操作、右画面のフラッシュライト、スピーカー、テザリング、GPS、機内モード、アンロックトグル用には『SwitchPro』ウィジェットを使用。これらのウィジェットを発見する前のAndroidがどんなだったのかは、全て忘却の彼方に...というくらい必需品です。
  • ゲーム、メディア、ニュース・ブログ、ショッピングフォルダ用には『SiMi Folder』ウィジェット。アイコンは前述の「Arcade Daze」コレクションです。
  • 左画面のカレンダーは『Simple Calendar』ウィジェット
  • 右画面の不可思議なベクタースコープを表示しているのは、「Stock Picture Frame」ウィジェット
  • 「Linen」壁紙は『Zedge』というアプリ経由で発見
  • このロック画面は『WidgetLocker』で作成、「Honeycomb」ロックと壁紙「Paint Art」を使用しています。これもZedgeで発見。


画面を見てもラベルがないため、どれがどれか分かりづらいかと思うので、下記にリストアップしておきます。

左画面:メイン画面に『Google Reader』、『Wunderlist』、ドックに『Google Maps』、『Jeannie』、『Google Music』、『Android Market』となっています。

ホーム画面:メイン画面に『Twitter』、『Google Music』、ドックにブラウザ、メッセンジャー、Gmail、電話発信となっています。

右画面:『Google Docs』、『Evernote』、『Inkpad』、ボイスレコーダー、電卓、ドックにカメラ、カレンダー、連絡先リスト、設定となっています。


このレイアウトを作成する時に念頭にあったのは、機能性と使いやすさと構成を融合させることだとか。朝起きて画面を見た時に「今何時か? どのくらいの気温か? 友達は何をしてるか? スパムをどのくらい受け取ったか? どんな音楽を聞こうか」など、見たい情報がすでに画面に表示されているのを理想としているそうです。

その次に見る左の画面には、「今日の予定は? 今週の天気は? 知っておくべきニュースは? 面接にどうやって行けば良いのか?」などの、より複雑な情報を表示。右の画面は正直な所、一番整理されていない画面となっていて、突然やってくる仕事などの生産性を上げたり、「銀行の残高は今どれくらい? 25÷16は?」 など、他の二つの画面で解決できない問題に対応するために活用しているとのこと。

日が進むにつれて、画面とドックは一つに統合されたシームレスなシステムになっていくようです。

The Nearly Textless Home Screen | #homescreenshowcase

crstemple(原文/訳:まいるす・ゑびす)