スティーブ・ジョブズ氏のように、演出とエンターテイメント精神で観客を魅了したり感動させたり。そうした方向のプレゼンを目指すなら、こちらの記事を参考にすればよいかもしれません。

しかし「とてもそんな芸当は無理だ」という人、特に話下手でアガリ症な人は、そのキャラクターを活かすのも手です

Photo by batmoo.

 ブログ「ミームの死骸を越えてゆけ」の作者、T_Hash氏は以下のような提案をしています。

「感情を込めて話せないのなら、淡々と喋ればいい。その代わり、テンションの低さ、淡々としたトークを活かせるようなスライドにするのだ。」

つまり、自分は「話すだけ」に徹して、説明はスライドがやるという役割分担をします。自分がコンテンツの一つになりきるような感じです。自分はあくまでもコンテンツの一部、と考えれば、気持ちが少し楽になりますね。

また、説明するスライドを作成する方法として、T_Hash氏は高橋メソッドというものを紹介しています(高橋メソッドについてはこちら)。リンク先には実際のスライドもありますので、そちらもご覧ください。

この高橋メソッド。なんでも、話下手な人に向いているのだとか。

筆者も話すのが苦手なので、このメソッドを使ったプレゼンも試してみる価値はありそうです。もちろん、プレゼンの場の空気にもよりますが(笑)

話下手・アガリ症でも聞く人に楽しんでもらえるプレゼンを作るテクニックと心構え| ミームの死骸を越えてゆけ

(安齋慎平)