キャンプの夜に使ったら楽しそう!
デジカメやスマホのカメラをはじめ、最近ではドラレコなど夜間でもくっきりキレイに撮影でいる機材が増えました。
それらの多くは日本が誇るSONY製イメージセンサーを搭載しているのですが、今回はそのセンサーを搭載して暗闇にも強いデジタル双眼鏡「NightHacker」を体験したレポートをお送りします。
真っ暗闇でも被写体がしっかり撮影・録画でき、望遠機能も備えているので動物観察やスポーツ観戦に便利なアイテムなので参考にしてみてください!
軍モノ双眼鏡みたい
こちらが今回試した「NightHacker」。ゴツゴツとした無骨な双眼鏡で、ミリタリーアイテムみたいな印象でした。
デジタル式なので本体上部にはスイッチ類が勢揃い。
前面にはLEDライトも装備。遠方を明るく照らすものではありませんが、近距離での撮影には「NightHacker」の高い暗所性能もあって必要十分でしたよ。
夜の動物観察などで足元を少し照らす等にも使えると思います。
真っ暗闇でもしっかり映る!
百聞は一見にしかずということで、さっそくほとんど光の無い部屋で試してみました。
iPhoneやこの動画を撮影している一眼レフでは何も映っていませんが、「NightHacker」をかざすとリンゴとみかんが陰影も含めてクッキリと浮かび上がりました!
「NightHacker」にはカラーモードもありますが、さすがにこのレベルの暗闇だと上手く描写できませんでした。
一方の白黒モードは赤外線によって被写体を捉えるため、完全な暗闇でもよりしっかりとコントラストを確認できるほどの描写性能を発揮。ナイトサファリなどで使ってみたくなりますね!
本体のフロントLEDをONにすれカラーモードで確認できましたよ。
少しの光でカラー撮影OK
暗視ゴーグルは僅かな光でも増幅して対象を鮮明に映せるのが特長。通称ではスターライトスコープと言われることもあり、名前のとおり夜空の星の光だけでも見えることに由来しています。
上述のとおり真っ暗闇ではカラーモードが機能しませんでしたが、月明かり程度の光源を想定してうっすらと差し込む光で使ってみたのがこちら。さきほどと変わらずiPhoneではほとんど映らないところでも「NightHacker」はカラーで鮮明に映し出せています。
こちらは「NightHacker」で撮影保存した画像。超高感度のためかノイズや画質は気になるものの、肉眼ではほぼ見えない環境できっちりとカラー撮影できるのはスゴイなと思いました。
一眼レフと暗所性能を比較してみた
高感度対応の一眼レフであれば設定次第で「NightHacker」の暗所性能を再現できるのでは?と思い実験してみました。
使用機材は2023年発売のFUJIFILMのX-H2。ハイエンドクラスで暗所性能も高めです。
結果がこちら。X-H2では感度(ISO)を51200まで上げるとノイズは気になるものの、明るさもディテールも高めに撮影できました。「NightHacker」はライトONでかなり鮮明な結果が得られますね。
静止画でよりキレイに記録するという目的なら高感度一眼レフに軍配が上がりますが、シャッタースピードを考えると三脚でしっかりと固定しての撮影は必要でしょう。その点、サッとリアルタイムで暗所撮影できる「NightHacker」の手軽さは圧倒的かと。
このあたりは目的や用途に応じて使い分けるのが重要ですね。
なお「NightHacker」はデジタル望遠鏡なので、本体のみで最大8倍まで拡大可能なのも便利なポイント。遠方の被写体を確認・撮影するのに助かります。
スポーツ観戦やキャンプでの動物観察など、手軽に自分の目で遠方や暗闇を見たい人にはオススメできると感じたのでぜひ参考にしてみてください!
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執筆時点では一般販売予定価格から24%OFFの24,800円(送料・税込)からオーダー可能でした。
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Photo: junior
machi-ya