『iPad』では、Google SyncでGoogleカレンダーを同期させることができますが、ひとつのカレンダーしか使えないのが難点。そこで、テック系ブログメディア「jkOnTheRun」では、iPhoneブラウザのように見せかけて、Google Syncのモバイルページに移動し、複数のカレンダーを表示させる方法を紹介しています。ちなみにこの方法では、ウェブブラウザ『Safari』を利用しています。
詳しくはこちらの記事(英語)もご参照いただくとして、大まかな流れは以下のとおり。
- Safariを開き、プレファレンス画面に移動する。
- プレファレンス画面で「Advanced」タブへ移動し、「Show Develop menu in menu bar」にチェックを入れる(既にチェックが入っている場合はそのままでOK)。
- Safariのメニューバーで「Developメニュー」オプションを選ぶ。「User Agent」オプションを選択し、さらに「Mobile Safari 3.1.3 -- iPhone」を選択。
- Safariから「http://m.google.com/sync」に移動し、ログインする。GoogleはiPadをまだ正しく認識できないので、iPadからGoogle Syncを設定しようとすると、「Sorry, Google Sync is not supported on this device」というエラーメッセージが表示されるはず。
- Safariの「Developメニュー」へ移動し、以下の画像のように「Disable JavaScript」と設定する。
- Safariから「http://m.google.com/sync」に再び移動すると、Google Syncでは以下のようなリストが表示されるはず。
- 次の画面に移ると、冒頭画像のようなカレンダー設定画面が現れる。「Select up to 1 calendars to sync to your device(同期するカレンダーを1つだけ選べ)」というメッセージが表示されるが、このメッセージを無視して複数のカレンダーを選ぶ。
- カレンダーを選択したら保存。以下のように、複数のカレンダーをiPadで表示することができる。
発売当初のデバイスは、なかなか「一から十まで...」とはいかないもの。ときにはテッキーな技を駆使するのも、この時期ならではの醍醐味といったところでしょうか。ライフハッカーでは今後もiPadにまつわるハックをご紹介していきますので、お楽しみに。
How To Sync Multiple Calendars to the iPad With Google Sync [jkOnTheRun]
Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)