仕事場には仕事に必要なものしか置いていないはずなのに、なぜか気がつくと散らかっている...なんてことは、日常茶飯事ですね。ライフハッカーでも、ライフハッカー過去記事「脱"汚部屋"への第一歩になる18のコツ」などの脱汚部屋ネタや仕事場探訪シリーズなどで、たびたび仕事場の整理整頓術をご紹介していますが、そもそも何を基準に要・不要を判断すればよいのでしょう?こちらでは、このテーマを採りあげてみたいと思います。
米Lifehacker編集部の筆者によると、仕事場の整理整頓において、撤去すべきもの・そのまま残しておくべきものの判断基準には、それぞれのアイテムについて、以下の4つの質問を問いかけてみるのが効果的だとか。
その1: 「それは何のためにあるのか?」アイテムの用途ではなく、自分の仕事にどう役立っているのか?という観点で見直そう。
その2: 「そのアイテムは他のものと重複していないか?」他のアイテムと重複している場合は、バックアップとして両方を備えておく必要があるのかを考えよう。
その3: 「古くて、もはや仕事の役に立っていないのではないか?」せっかく買ったものを処分したり撤去するのは心苦しいかもしれないが、もはや仕事で使っていないものは、潔く片付けよう。
その4: 「必要"かもしれない"という理由で置いていないか?」当座必要ないけれど、将来必要になるかもしれないという理由で備えられているデジタル機器やファイル・書類・文房具グッズは意外に多い。いざというときに探すのに手間取るということも...。
筆者は、これらの4つの質問を活用したことで、5年ほど前に購入したものの数回しか使っていないインクジェットプリンタやいまや不要となった外付けDVDなどを撤去できたとか。特にデジタル機器は技術の進歩のおかげで、数年前は画期的なアイテムだったはずのものがもはや無用の長物ということもままありますね。限られたスペースでより効率的な仕事場を実現するためには常に必要最低限のもののみ備えることを心がけ、使わなくなったら片付けるというのが基本のようです。
このほか、仕事場の整理整頓術については、ライフハッカー過去記事「Ginaオススメ・仕事場を効率化する6つのコツ」や「オンライン・オフラインの"受信箱"を効率化する4つのコツ」なども参考にしてみてくださいね。
Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)