車の中にたっぷりこもった、焦げるほどの灼熱エネルギーを無駄にしておくなんてもったいないと、車のドアを開ける度に思いませんか? 太陽の熱を上手に利用して、休日のリフレッシュに、焼きたてクッキーを作ってしまいましょう。

過去に紹介した「真夏でも車内を暑くしない方法(英語)」でこんなにがんばっているにも関わらず、夏の太陽の威力にはどうしても勝てないことがあります。真昼の灼熱の太陽の下に駐車なんかしておこうものなら、車の中はむちゃくちゃに暑くなりますよね。おまけに黒っぽいインテリアの車内だったりすると、車内温度はラクラク摂氏65度ぐらいまで上がってしまいます。というわけで、車の中にオーブンのような設備を設置して、焼きたてクッキーを次から次へと量産する、なんてこともできそうじゃないですか!

食べ物ブログの「Baking Bites」は、本当にこれをやってしまったのです。つまり、灼熱のダッシュボードの上でクッキーは焼けるかどうかを試してみたのです。

 チョコレート・チップ・クッキーの生地をひと焼き分準備して、真昼の太陽に焼けたダッシュボードの上にベーキング・シートを敷いて焼いてみたのです。2時間ほどの我慢の末に彼らがダッシュボードの上で発見したのは、見事に焼きあがったシートいっぱいのチューイー・チョコ・チップ・クッキー(訳註・サクサクしたタイプではなく、歯にくっつくタイプのクッキーのこと)でした。

このブログ・サイトで推奨しているクッキーのレシピの代わりに、お店で売っている焼くだけのクッキー生地を使うとしたら、必要なものはクッキー用の天板いくらかのベーキング・シート(焼きあがったクッキーが剥がれやすいほうがいいなら)と、鉄製の天板をダッシュボードからほんの少し持ち上げておくための、鍋ホルダーだけです。もっと細かい作り方については下のリンクの写真を参考にしてください。さらに詳しい情報と写真がありますよ。

※追記:現在ネタ元サイトが閲覧できないようです...。

Car-Baked Chocolate Chip Cookies [Baking Bites]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:粟野雅子)