ライフハッカーではかねてから「集中力を高めるための訓練方法」「1930年代におこなわれた方法で集中力を高めよう」などの過去記事にて、集中力を高める方法についての探究を重ねてまいりました。

今回、新たにこれら集中力ハックの1つに加えたいのは、ズバリ「鼻呼吸」です。

なんでも鼻呼吸は効率的に酸素を脳に取り入れられるおかげで、集中力を上げることができるのだとか。

なぜ鼻呼吸が「効率的に酸素を脳に取り入れられる」のかというと、鼻呼吸では冷たい乾燥した空気を吸っても、鼻腔内で温かく湿度のある空気となって体内に入っていくため、肺胞の粘膜にスムーズになじんで酸素が効率的に取り込まれるということらしいです。

鼻孔拡張テープを貼ると計算テストの成績が上がる」という実験結果もありました。

これは「ブリーズライト」を販売しているグラクソ・スミスクライン株式会社が行った実験なのですが、そろばん塾の子どもたちに鼻孔拡張テープを付けた状態と、何もつけていない状態の両方で暗算テストを受けさせたそうです。

その結果、鼻孔拡張テープを付けた状態だと正解数・回答数がともに約1割アップしたとか。

口呼吸をしていると風邪を引きやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群の原因になったりすることもあるらしいので、鼻呼吸メインの呼吸法をマスターしておくに越したことはないようです。気づくと口が半開きだったり、「鼻の穴を意識して動かすことができない」というような人は口呼吸メインになってしまっている可能性大だそうなので要注意ですよ。

鼻呼吸への矯正方法はいろいろとあるのですが、「おしゃぶりをくわえて日常生活を送る」というのも方法の1つだそうです。......集中力の獲得以外にも守るべきものがたくさんある方は、あくまでこっそりどうぞ!

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口呼吸には危険がいっぱい![All About]

(吉川晶子)