どうやったらカメラがこれだけ汚くなるんだ、と思いたくなるほど醜いカメラですよね。まさかこの醜い仮面の下に、ピカピカの新品カメラが隠れているなんて、誰も思わないことでしょう。
ブロガーのJimmieさんは、ブラジルを旅行中、貧困層のコミュニティでボランティアをしている時に、大事なカメラを盗まれてしまいました。そこで、Jimmieさんは考えました。「誰も盗みたくなくなるくらい、カメラを醜くしてみよう」と。そして、新しく買い直したカメラを、ご覧のように"あえて"醜く変装させたのです。
カメラを醜くした後は、カメラが盗まれないよう神経を尖らせる必要も無くなりました。旅の後半は、自由に写真を撮ることができて、最後までカメラは盗まれることはありませんでした。
私はブラジルで5,000枚以上の写真を撮ることができました。何人もの知り合いのグラフィティアーティストに付いて行って、こんな写真をたくさん撮ってきました。かなり危ない地区にもいくつか足を踏み入れましたが、その時もカメラを持って歩いていました。しかも、2度目に強盗に遭った時は、20ドルの携帯電話は盗まれたのに、カメラだけ盗まれずに残っていたのです。
実は、以前似たようなアイデアを紹介してるんですよね。その時は、自転車を盗まれないように醜くするという記事でした。ということは、盗まれそうなくらい魅力的なアイテムには、この発想は大体使えるような気がします。あなただったら、何を醜く変装させますか? もうやってるよという人は、Flickrの「Lifehacker Tip Testers Group」に投稿して、よかったら写真も見せてくださいね〜。
My Ugly Camera [Jimmies Project Journal via Make]
(原文/訳:的野裕子)
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