米lifehacker過去記事「Passwords You Should Never, Ever Use?(使っちゃいけないパスワード)」を掲載したところ、より安全なパスワード設定のコツを読者の方々からたくさん共有いただきました。
まずは、超基本編として、日本版の過去記事「絶対に使ってはいけないパスワードとは」をどうぞ。
このほか、米読者の方から寄せられたパスワード設定のコツ(解説動画付き)は、以下にて。
• ZaltanaCebrionesさんは、「12345」がパスワードとしてダメな理由を示しています。以下の動画で一目瞭然です。
• park3rさんは、「admin」を「使っちゃいけないパスワード一覧」に追加することを提案しています。シスコ社のLinksys Wi-Fiルーターのほとんどは、これがデフォルト設定になっているからです。同じく、他のルーターでデフォルト設定されているワードもパスワードに使うのは危険と指摘しています。
• パスワード変更強制機能サービスの会社に勤務するd0rkさんによると、結局「月/年」のような安易なパスワードを選ぶ人が多いそうです。気をつけましょう。
• TheOtherHalfさんとiBorisさんは、「頭でなく、体で覚えさせろ」とばかりに、パスワードを指に覚えさせることを薦めています。もちろん、多少の時間は必要ですが、一度覚えこませてしまえば、ある程度、応用が効きます。
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• Cwicseolforさんのアイデアはある意味、新鮮です。
「パスワードを設定するときは、自分の周りにある家電や携帯デバイス(iPod、iPhoneなど)をチェック。この手のものには必ずシリアルナンバーが表示されているので、これをパスワードとして活用する。シリアルナンバーは文字と数字の組み合わせで6文字以上のものが多いので、パスワード設定に何らかの制限(英数と数字を必ず入れる、最低文字数が決まっている、など)があってもクリアできる。」
パスワードは、忘れてしまったときの備えも大事。KeePassのようなパスワード一括管理ソフトで、パスワードの「マスターキー」を作っておくのもよいでしょう。記事「Use a Wallet to Keep Passwords Safe(パスワードを守るのに財布を使え)」で紹介したとおり、セキュリティのプロによると、パスワードをメモしておくのも意外に有効だそうです。
• ShravantiMarigoldさんは、ランダムな数字や暗号を覚えるのが面倒な人に、ちょっとしたコツを伝授しています。
「パスワードに文を使う。例えば、「I drive a 1978 Volkswagon! (私は1978年式のフォルクスワーゲンを乗っている)」は「IDA78VW!」、「Living At Home Since 1972(1972年から家に住んでいる)」は「L@HS72SX」など。ASCII 149を使ったセキュリティ性の高いパスワードも、「 my street Address in 99」を「Iwmsai99」とするなどして、活用できる。」
いかがでしたか?
ご興味のある方は、「Geek to Live: Securely track your passwords(パスワードを安全に追跡する方法)」もご覧ください。
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)
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