プロじゃなくても、この5つの心得をマスターできれば、躍動感のある写真を撮ることができます。
1. 腕をしっかりと固定し、シャッタースピードは適度に調節せよ被写体のスピードにもよりますが、実際のシャッタースピードは、1/200秒かそれより遅いのが一般的です。被写体が、レーシングカーみたいなスピードで空を飛んでいれば1/200秒、トラックを走るランナーであれば1/40秒くらいでしょう。
流し撮りに役立つ、手ブレ補正機能を持つレンズもあるようですが、まずは基本を押さえたところで、残る4つのTipsは以下にて。
2. シャッタースピードを速くするのは、被写体に躍動感を持たせるよりも簡単だと心得よ特に、スピードのある写真を撮るのに慣れていない時は、シャッタースピードを遅くし過ぎてはいけません。何かしら動きがあるように見せるために、最初はシャッタースピードはある程度は遅くてもいいでしょう。動きのあるものを撮るのに慣れてきて自信がついてきたら、スピーディに動いている被写体を背景から際立たせるために、段々とシャッタースピードを遅くしていきましょう。
3. シャッターが降りるまで、被写体がフレーム内の同じ位置にあることを確認せよ 被写体にピタッとピントを合わせるためです。
4. 速く動いている被写体は、追いかけることが難しいことをお忘れなくこれは3の心得にも通じることですが、動いている被写体をフレーム内で同じ位置に収め続けるのはとても難しいです。ですから、最初はスピードが遅めの被写体を撮ることから始めて、少しずつ速い被写体を撮るようにしてみてください。
5. 何よりも撮ることを楽しむべし!最初に上手くいかなかったとしても、被写体のスピードを遅くするか、シャッタースピードを速くするかして、少しずつ何度でもトライしてみてください!
The Art of Panning [Digital Photography School]
Jason Fitzpatrick(原文/訳:的野裕子)
Canon EF-S レンズ 55-250mm F4-5.6 IS
流し撮りには望遠+ISのコンビを
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