秋篠宮皇嗣同妃両殿下の三重県,奈良県および京都府へのお成りにつきまして

令和4年4月19日
宮内庁皇嗣職

秋篠宮皇嗣同妃両殿下には,立皇嗣の礼お済ませにつき,神宮ならびに神武天皇山陵ご参拝のため,併せて,両殿下のお考えによって孝明天皇山陵,英照皇太后山陵,明治天皇山陵ならびに昭憲皇太后山陵をご参拝になるため,4月20日(水)から同月23日(土)まで,三重県,奈良県および京都府へお成りになります。

一昨年の11月に行われた立皇嗣の礼の関連行事である神宮並びに山陵へのご参拝については,できるだけ立皇嗣の礼と間を置かずにお成りいただくことが相応しいと考えていました。

COVID-19の流行後今日に至るまで,収束が見通せない状況が続いてきましたが,そのような中で,どのようにすれば,COVID-19感染拡大を予防しながらお成りいただくことができるか,また,そのタイミングはいつがよいのかについて,感染症の専門家の協力を得て検討してきました。

感染症の専門家の知見により,お成り先におけるCOVID-19感染拡大の予防のための対策などを十分に講じることにより,お出ましいただくことが可能であると判断いたしました。

お成り先におけるCOVID-19感染拡大の予防のための対策とは,お成り前に皇嗣同妃両殿下そしてお供の職員のPCR検査を行うこと,また,ご到着場所や沿道などに人が集まらないようにするための工夫をすることなどです。

なお,神宮ご参拝時は,神宮での諸儀式の伝統により,マスクは着用されませんが,屋外であり,道中声を発することは無いなど,そのことで感染につながる状況ではないと考えています。

以上のことから,従来と同じようなかたちでのお出ましとはなりませんが,現在のCOVID-19の感染状況の中で,できるかたちでお成りいただくこととしたいと考えております。

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