3000系

製造初年:2008年
中之島線開業のシンボルかつ次世代のイメージリーダーとして新造した車両です。
10000系をベースに種々の改良を加えたアルミ合金製3扉の車両で、外板塗色や車内の色彩を一新するとともに、座席配置を1列+2列の自動転換クロスシートを含むセミクロスシートとする事でラッシュの他様々な運用に対応可能となっています。また、LCD車内案内表示器により、列車種別、停車駅などの運行情報を配信しています。2009年グッドデザイン賞と鉄道友の会のローレル賞を受賞しました。
2021年1月には中間車(6号車)に新造車両のプレミアムカーを編入し、運行を開始しました。2022年にプレミアムカーも鉄道友の会ローレル賞を受賞しました。
製造所 | 川崎重工 |
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定員 | 40、113、126人(うち座席37、38、40、45人) |
最大寸法 | 18,900(中間車18,700)×2,782×4,138mm |
自重 |
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構体 | アルミ合金 |
制御装置 | VVVF(2M1C、2バンク) |
主電動機 | 三相かご形誘導電動機 200kW×4 |
ブレーキ装置 | 全電気指令式電磁直通ブレーキ(回生ブレーキ付き) |
保有両数 | 54両 |
- ※2023年8月現在の情報です
座席

扉間は2列+1列のクロスシートで、通常の2人掛けのクロスシートのほか、1人で気兼ねなく座れる1人掛けのシートもご用意しており、車端部はロングシートとしています。長時間ご乗車される方がゆったり座れる2種類のクロスシート、短い区間でも乗り降りがしやすいロングシートの3種類のシートをバランスよく配置しています。
特別車両「PREMIUM CAR」
お客さまの移動時間を有意義なひとときに変えることをめざし、パーソナルな空間設計を重視して、これまでにない居住性を創出。座席配置の最適化により、先行デビューした8000系プレミアムカーよりも前後間隔を拡大しています。
また、外観や内装に金色に輝く専用エンブレムは、京阪特急の伝統的シンボルである鳩マークとグレード感を表す三つ星を組み合わせ、プレミアムな車両・空間・旅客サービスを表現し、上質感を添えています。


安全性の向上・バリアフリー対応


