ユニクロサイトのクリック検知は2014年4月時点でユニバーサルに非対応

ユニクロ

GA導入している全ての人に影響します。

ユニバーサルアナリティクスが正式公開

追記:2015年10月15日 公式ヘルプフォーラムで話題になっていましたが、以下のサポート終了の記述ページはなくなっていました。見解が変わったとの発表は2015年10月15日現在公式ブログでは見られません。
※アーカイブオルグの当時の記事
>>アップグレード センター – よくある質問 – Google アナリティクス — Google Developers
当時のキャプチャ

ついにベータ版が取れて、晴れてGoogleアナリティクスの正式新バージョンとなったようです。

>>アナリティクス 日本版 公式ブログ: ユニバーサル アナリティクスが正式リリースされました

従いまして、現状のGoogleアナリティクスは、最大で2年後、つまり、最大で2016年3月いっぱいでサポート終了、機能停止となります。

Universal Analytics が新しい運用基準となってから最大 2 年後までは続行されますが、その段階で Universal Analytics 以外のデータ収集手法はサポートが終了し、機能しなくなります。(公式ヘルプより)

>>アップグレード センター – よくある質問 – Google アナリティクス — Google Developers

懸案であった、リマーケティングは対応したとのことです。ただ、いろいろな状況があるでしょうから、各社検証フェーズに入ることになります。

トラッキングコードが全刷新です

トラッキングコードがすべて新しいものになります。つまり、

クロスドメイン対応で、書いていた、onclick=”_gaq.pushなんちゃら、とか

>>クロスドメイン トラッキングを設定する – アナリティクス ヘルプ
※ユニバーサル版です。

ダウンロードやボタンクリックで書いていた、onclick=”_gaq.pushイベントなんちゃら、とか

現状のGoogleアナリティクスが機能停止したさいには、すべて機能しなくなりデータは取れなくなります。

ハードコーディングしたサイトはどう対応するのか

さて、そこで上記ユニクロさんです。

>>ユニクロトップ – UNIQLO ユニクロ

右クリックして「ソースを見る」としてみてください。onclick=”_gaq.push([‘_trackEvent’のオンパレードです。

現行Googleアナリティクスが機能停止したら、これらすべて機能停止します。

>>認定パートナーを探す – Google アナリティクス

Googleアナリティクス公認の認定パートナーは上記公式サイトから探せます。もちろん、上記変更する部分を変えるだけですので、jQueryなどで一括管理していたところは、そこを変えればOKでしょう。また、タグマネージャーなどで管理している場合も、おそらく移行は見通しがたつものと思われます。

ただ、上記サイトのようにハードコーディングで、クロスドメインやイベント計測しているサイト、もしくは、Googleアナリティクス対応のショッピングカートASPなどでは、計画的な対応が迫られます。

まだ、リマーケティング対応の精度について、レポートがほとんどエントリーされていない状況ですので、検証フェーズに入ることでしょう。また、もちろん、Googleが完全にGoogleアナリティクスの提供を止めるてしまうか、という可能性も否定はできなくもありませんが、しかし、今後ユニバーサルがメインになっていくことは間違いありません。

移行に費用がかかりそうなところは計画的に対応する、どうやってデータを取っていくのかを検討する、それらが現実のものとなった2014年4月3日でした。

なお、以下のコードについては、自動で移行がされるそうです。

A)モバイルアプリSDK v.1.x (v.2.xよりも前のバージョン)
B)フィーチャーフォン計測用サンプルコードやライブラリ

追記 15時09分 こちらのツイート頂きました。素晴らしいです。

追記 16時17分 あれ!?ユニバーサルがメインともなると、活用!ユニバーサルアナリティクス・・・カユア!にしなくちゃいけないのかな?(汗)。

追記 2014年4月4日1時30分 ジーユーはユニバーサルも並行運用。GoogleアナリティクスとUAの両方が入っています。
>>GU(ジーユー) | ファッションを、もっと自由に。

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ユニバーサルが来た。