社名や商品名を考えるときに、インパクトやかっこよさを重視しすぎると、逆効果になってしまうことがあります。
企業合併や買収などによる大人の事情があるのでしょうが、だれも覚えられないような名前をつける必要がどこにあるのでしょうか?
覚えられない名前は避ける
パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス株式会社
アイレムソフトウェアリングエンジニアリングエンゲージリングスケートリンクングング株式会社
正気ですか!?
アイレム〜は、「日本一長い社名のゲーム会社」「日本列島最果ての町のゲーム会社」として有名なんだそうです。
長い社名で有名になることを意図して付けたのだと思いますが、これでは誰も覚えられません。どう考えてもアイレムだけで良いでしょ。
社員は名刺を渡すときに社名を何と言っているのでしょうか?
「長い社名ですね〜」
「そうなんですよ日本で一番長い社名なんですよ〜」
という会話がなされる確率が97%くらいはあるのではないでしょうか。
変換できない漢字は使わない
社名や商品名が漢字の場合は、パソコンや携帯で変換することができる常用漢字を使用した方が良いと思います。
個人的な意見や軽い気持ちでは済まされない人々でも書きかました、今話題の”倖田來未”さんですが、「こうだ」、「くみ」ともに、IMEの人名・地名辞書をONにしても、変換対象にでてこない特殊な漢字を使用しています。
Googleのもしかして機能や、Yahooのではないですか機能のおかけで、テキトーな漢字で検索しても倖田來未さんの情報をGETできるようになりましたが、検索される可能性が高い職業の方は、名前の漢字にも気を配った方が良いのかも知れません。
ちなみに私は倖田來未さんの情報が欲しいときは、”幸田組”で検索しています。
倖田來未さんは、不適切発言問題を終息させるべく、本日2/7のFNNニュース(フジテレビ夕方)で謝罪を行う(収録)との事です。
SEOにおけるページタイトル要素の重要性
タイトルに複数のキーワードを織り交ぜようとすると、どんどんタイトルが長くなってしまいます。社名や商品名に限らず、長すぎるタイトルはクリック率を下げる可能性があります。
いまだにスペースで区切って、キーワードを羅列したタイトルを付けているウェブサイトを見かけますが、キーワードが多すぎたり、名詞の羅列は検索エンジンからの評価を下げますので止めた方が良いでしょう。
「キーワード+地名」などの複数キーワードで上位を狙う場合でも、トップページのタイトルに地名を入れる必要ありません。
「キーワード+地名」の月間検索数が数万回になるような、特殊なキーワードでも無い限り、サブページでも十分上位表示は可能ですし、タイトル以外に地名を含ませることでも上位表示する事はできます。
ページタイトルの最後に長い社名を入れる場合には、狙っているキーワードよりも、社名に含まれるサイトと関係の無いキーワードの方が重要視されてしまう危険性がありますので注意が必要です。
アナタの会社の社名は覚えやすいですか?
アナタのサイトのページタイトルタグは長すぎませんか?