「もしかして機能」とは、タイプミスと思われる検索語を入力すると、自動的に正しいと思われる用語を「もしかして:○○」と表示してくれるGoogleの検索補助機能です。
Yahooにも同じ機能があり、「○○ではありませんか?」と表示されます。
Yahooに比べGoogleの方が、”もしかして”と表示される範囲が広いような気がしたので、この際どちらが優れているかを調査して見ることにしました。
とりあえず色々な言葉で試してみた
”言いまちがい”で検索
[Google] もしかして: 言いまつがい
[Yahoo!] 該当なし
”空気読め”で検索
[Google] もしかして: 空気嫁
[Yahoo!] 該当なし
”セクシー部長”で検索
[Google] もしかして: セクスィー部長
[Yahoo!] 該当なし
ここまでの結果は、Googleのもしかしてアルゴリズムは凄いですねぇということになるかと思います。しかし、この後検索回数やクリックポピュラリティが低いキーワードについては、いまいちの動きを見せます。
”もさかして”で検索
[Google] 該当なし
[Yahoo!] もしかして ではありませんか?
”もせかして”で検索
[Google] 該当なし
[Yahoo!] もしかして ではありませんか?
なぜかGoogleはもしかしてには弱いようです。Googleのもしかして機能の牙城が早くも崩されました。(”もすかして”と”もそかして”については両検索エンジンとも”もしかして”がHIT)
”ふいんき”で検索
[Google] 該当なし
[Yahoo!] ふんいき ではありませんか?
この時点でYahooの「ではありませんか機能の方が優れてるのか?」と思いました。
しかし、
”今だに”で検索
[Google] もしかして: 未だに
[Yahoo!] 該当なし
”いづれは”で検索
[Google] もしかして: いずれは
[Yahoo!] 該当なし
”もしかして”と”ではありませんか”のまとめ
結局、間違い語のアバウトな検索については、Google、Yahooどちらも一長一短あり、どちらが優れているとは決定づけられませんでしたが、明らかに基準にしているモノは違うということは分かりました。
なんか両方の技術を足せば言い感じになりそうです。
あぁそうか、マイクロソフトの買収防止策として、Google先生が言っていた「助けの手を差し伸べる用意がある」ってこれのことだったんですね。