2022年度 北海道サマーセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 958 | 7,024,710,000円 | 41,800,000円 | 550,000円 | 7,332,682円 | 1004 | 6,884,860円 |
牡 | 549 | 4,611,200,000円 | 41,800,000円 | 1,100,000円 | 8,399,271円 | 565 | 7,842,707円 | |
牝 | 409 | 2,413,510,000円 | 29,150,000円 | 550,000円 | 5,901,002円 | 439 | 5,652,095円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 35 | 271,370,000円 | 17,050,000円 | 2,200,000円 | 7,753,428円 | 47 | 7,447,234円 |
牡 | 19 | 159,280,000円 | 17,050,000円 | 3,850,000円 | 8,383,157円 | 23 | 7,943,913円 | |
牝 | 16 | 112,090,000円 | 13,200,000円 | 2,200,000円 | 7,005,625円 | 24 | 6,971,250円 | |
石川県馬主協会 | 計 | 13 | 50,930,000円 | 5,500,000円 | 2,750,000円 | 3,917,692円 | 10 | 3,322,000円 |
牡 | 7 | 28,160,000円 | 5,500,000円 | 2,750,000円 | 4,022,857円 | 4 | 3,025,000円 | |
牝 | 6 | 22,770,000円 | 5,500,000円 | 2,750,000円 | 3,795,000円 | 6 | 3,520,000円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | - | - | - | - | - | 29 | 4,877,931円 |
牡 | - | - | - | - | - | 15 | 4,781,333円 | |
牝 | - | - | - | - | - | 14 | 4,981,428円 | |
一般 | 計 | 910 | 6,702,410,000円 | 41,800,000円 | 550,000円 | 7,365,285円 | 918 | 6,958,278円 |
牡 | 523 | 4,423,760,000円 | 41,800,000円 | 1,100,000円 | 8,458,432円 | 523 | 7,962,906円 | |
牝 | 387 | 2,278,650,000円 | 29,150,000円 | 550,000円 | 5,887,984円 | 395 | 5,628,101円 | |
主取 | 計 | 279 | - | - | - | - | 332 | - |
牡 | 132 | - | - | - | - | 171 | - | |
牝 | 147 | - | - | - | - | 161 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 447,822円 (6.5%) 高
- ※2出場頭数前年比較 99頭減
- ※3売却頭数前年比較 46頭減
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 77.4% 前年 (75.1%)に対し 2.3%増
- ※5総売上額前年比較 7,024,710,000円 前年 (6,912,400,000円)に対し 112,310,000円( 1.6%)増(消費税込み)
売却総額は7,024,710,000円で前年比1.6%増、3年連続でレコードを更新
最高価格馬は父マインドユアビスケッツ(USA)母ファーゴ牡駒の41,800,000円
北海道サマーセールは新ひだか町の北海道市場において8月22日(月)〜26日(金)の5日間、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は1,237頭(牡681,牝556)で前年比99頭減、売却頭数は958頭(牡549,牝409)で前年比46頭減、売却率は77.4%で前年比2.3ポイントプラス。総売上額は初めて70億円台に達し、7,024,710,000円で前年を1.6%上回った。平均価格も初の700万円台の7,332,682円で前年比6.5%高、中間価格は5,500,000円で3年連続同価格。3,000万円以上の取引馬は6頭で前年比1頭増、1,000万円以上の取引馬は196頭で前年比21頭の増加となり、全価格帯において需要が高いストロングマーケットだった。購買者登録数は1,523名で147名増加。オンラインビッド購買者登録数は103名で5名増加、最終落札頭数は27頭(前年53頭)だった。
最高価格馬は父マインドユアビスケッツ(USA)、母ファーゴの牡駒で、41,800,000円で兵庫県の松本好雄氏に購買された。牝の最高価格馬は父ゴールドシップ、母ショウナンアオバの産駒で、新ひだか町の(有)ケイアイファームに29,150,000円で購買された。
種牡馬別では、2頭全頭売却のエピファネイアが23,650,000円で首位、2頭売却のレイデオロが22,000,000円、2頭売却のキズナが18,535,000円で続いた。初産駒上場種牡馬は前述レイデオロが首位、ブリックスアンドモルタル(USA)が2頭全頭売却で10,725,000円(全体17位)、ニューイヤーズデイ(USA)が7頭全頭売却8,988,571円(全体31位)の順となった。団体購買は、JRA日本中央競馬会が35頭(牡19,牝16)を総額271,370,000円、石川県馬主協会が13頭(牡7,牝6)を総額50,930,000円で購買した。この他にも地方競馬各主催者の購買補助制度利用による購買が目立った。
HBA古川雅且組合長から「サマーセールへの集中を避けるため、セレクションセールとセプテンバーセールに振り分けたこともあり、上場頭数が100頭ほど前年から減ったにもかかわらず、5日間を通じて売却率が各日ともほぼ75%を維持し、かつ総売上額が70億円を超えるなど、予想を上回る結果に驚いているが、まず関係各位に感謝したい。
今回の市場には追い風要素が複数あり、まず中央・地方競馬の売り上げが継続して好調なこと、さらに中央・地方の垣根のない3歳ダート三冠競走の創設が発表され、ダート適性のある1歳馬への需要が高まったこと、地方競馬各主催者による購買補助制度が更に充実してきたことなどである。今後も上場適期での自主的な上場を主体に、購買者ニーズに応えていく市場運営に努めていきたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)