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Pythonを学ぼう
第2回 Pythonをインストールする
1.Pythonのバージョンを知る
Pythonをインストールする前にバージョンについて説明します。
Pythonには大きく分けて2つのバージョンがあります。
それが、2系と3系です。
3系
- 次世代のバージョン。
- 文法や機能が整備されている。
- 2系と互換性がなく、2系で使用できた外部ライブラリが動かない可能性がある。
(現状、外部ライブラリの移行が進んでいる)
2系
- 3系が登場しても支持のあるバージョン。
- 2系ではさまざまな外部ライブラリに対応。
- 2系の2.6と2.7は3系への移行を意識して、3系の文法も取り入れられている。
以上より、今後は3系が主流になるかと思いますが、現状は2系で十分かと思います。
ただし、3系への移行を意識して、2.6か2.7を選択したほうが良いでしょう。
本コンテンツでは、2.7を使用します。
2.Linuxへのインストール
本コンテンツでは、Linuxディストリビューションの一つであるUbuntuでの方法を説明します。
使用したのはUbuntu10.10です。
LinuxにはすでにPythonがインストールされています。
次のコマンドを入力すると、インストールされているPythonがわかります。
$ python [タブ2回]
python python2.6
バージョン2.6が入っていました。現状十分に使えるバージョンですが、本コンテンツでは、2.x系の最新バージョン2.7をインストールして使用することにします。
イントール方法は、次のコマンドを入力します。
$ sudo apt-get install python2.7
これにて、Pythonのインストールは終了です。
3.Windowsへのインストール
Windowsのインストールについて説明します。
WindowsではWebサイト http://www.python.jp/Zope/download/pythoncoreにアクセスします。
そこで、「python-2.7.1.msi」をクリックし、ダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行し、指示通り進めていくと、インストールは完了します。
デフォルトでCドライブ直下に「Python27」のフォルダが作成されます。
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