猫のペット保険ガイド
大切な猫には、いつでも元気に過ごしてほしいですね。そのためには、「どんな病気になりやすいの?」「万が一にはどう備えればいい?」など、猫のことを知り、準備しておくことが大切です。
あなたの猫にぴったりなペット保険選びの参考にお役立てください。
猫にペット保険は必要?
ここでは、猫に保険が必要か?ということに関して、アイペット損保の獣医師の考えをお伝えします。
猫の手術・通院費用はどのくらいかかる?
ネコちゃんが異物誤飲して
手術、数日入院した場合は…
獣医師
鷺島 祥子
おもちゃを誤って飲み込み、手術して5~6日入院するようなケースでは、診療費が数十万円かかることがあります。
飲み込んでしまったものや処置の内容によって診療費は変わるので、目安として考えておきましょう。
いくつかのケースを例に、手術や通院にかかる費用を紹介します。
ペット保険の補償対象は?
ペット保険は主に、補償開始後に被った病気やケガが補償の対象です。ワクチン接種などの予防に関する費用や、避妊、去勢手術などの健康体に施す処置の場合の費用は、補償対象外ですので注意しましょう。
猫の保険のメリット
猫がかかりやすい
病気をカバー
下痢や嘔吐など通院が必要な場合や、皮膚炎などで定期的な診療が必要な場合も補償の対象です。
治療方法の選択肢が
広がる
自己負担額を抑えられるため、経済的な理由であきらめることなく高度な治療方法を選択できます。
早期治療・早期回復に
つながる
ささいな変化でも動物病院へ連れて行きやすくなり、病気やケガの早期発見・治療につながります。
アイペット損保なら、2つの商品から選べます!
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ペット保険の加入率
Q ペット保険に加入していますか?
ペット保険の加入率は20.2%*です。飼育環境の改善・動物医療の発展により今後、ペット保険の加入率が高まっていくのではないかと考えられています。
*2023年度時点
出典:株式会社富士経済「2024年ペット関連市場マーケティング総覧」、一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」を基に当社で算出
猫の保険の選び方
アイペット損保の獣医師が、多様な種類のペット保険から自分に合った保険を選ぶ際のポイントをお伝えします。
年齢別の飼育ポイント
子猫(~1歳頃)
- 体力がなく、脱水状態にも陥りやすいので、下痢や嘔吐の症状がある場合は早めに動物病院に行き、相談しましょう。
- 好奇心旺盛でやんちゃな時期なので、おもちゃなどを誤飲しないように注意しましょう。
成猫(1歳~7歳頃)
- 膀胱炎や尿石症といった泌尿器疾患が起こりやすいため、おしっこの色や回数の変化に注意しましょう。
- 泌尿器疾患のリスクを下げるためにも、ストレスを減らし、飲水量を増やす工夫をしましょう。
高齢猫(7歳~)
- 病気のリスクが高まるため、健康診断を受けるようにしましょう。
- 運動量や代謝が落ちやすく、肥満になりやすいため、ごはんやおやつの量を調整しましょう。
猫は約1年半のうちに、人間に置き換えると成人(20歳)に達し、そこから1年間で約4歳ずつ年を重ねていくといわれています。人間よりも早く体が発達するため、若い年齢であっても、病気やケガは予測できないものです。
猫は本能的に体調が悪いことを隠す傾向があるため、気付いたときには重症化していることもあります。元気なうちにペット保険を備えておくと安心です。
猫の平均寿命推移
2023年に公表された平均寿命は15.79歳*でした。ペットの寿命が延びていることの背景には、獣医療の発展、飼育環境の改善、ペットに対する飼い主さまの意識の変化などが影響していると考えられます。
*一般社団法人ペットフード協会「令和5年猫飼育・給餌実態と支出」
猫の保険金お支払い例
猫は特徴として、軽度の症状は見せにくく、動物病院に連れて行くときには重症化しているケースもあります。ペット保険に加入することは、治療を受けるうえで、飼い主さまの経済的な負担を軽減するメリットがあります。
[歯周病の場合]
口が臭く、動物病院で「歯周病」と診断されました。全身麻酔をかけて、歯石の除去と、ぐらついた歯を抜く手術を行いました。
品種 | 混血猫 |
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年齢 | 7歳 |
内容 | 入院1日、手術1回 |
診療明細書
診療項目 | 金額(円) |
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診察 | 800 |
半日入院 | 1,500 |
検査 | 16,000 |
全身麻酔 | 15,000 |
歯科処置 | 35,000 |
抜歯 | 24,000 |
点滴 | 3,000 |
お薬 | 2,000 |
合計 | 97,300 |
保険金お支払い例
幅広い補償でいつでも安心 うちの子70%プラン | 高額になりがちな手術費用に うちの子 ライト90%補償 |
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「うちの子」補償額 68,110円 | 「うちの子ライト」補償額 87,570円 |
お客さま負担額 29,190円 | お客さま負担額 9,730円 |
- ※上記の診療内容・診療費等は参考であり、実際のお支払い例や一般的な平均・水準を示すものではありません。
- ※診療費は動物病院によって異なります。
- ※保険金は、支払限度額・支払限度日数(回数)等の補償範囲内でお支払いします。
アイペット損保が選ばれる理由
アイペット損保のペット保険が、お客さまから選ばれる理由について紹介します。
猫種別飼い方ガイド
猫は年齢や体型以外にも、猫種によってかかりやすい病気が異なります。
「猫種別飼い方ガイド」では、猫種ごとのかかりやすい病気、特徴や飼育ポイントなどがご確認いただけます。
猫種別発症しやすい病気やケガ
ペットも人と同じく病気やケガをする可能性はあります。
猫種別に発症しやすい病気やケガを紹介します。