いわゆるライトノベル以外でツンデレ少女が出てくる小説を教えてください。

アッシュベイビー

• 作者: 金原 ひとみ
• 出版社/メーカー: 集英社
• メディア: 単行本

　内容がえぐすぎるので覚悟が必要ですが、ツンデレという意味では主人公がツンデレぎみだと思います。個人的には『蛇にピアス』よりこちらの方が好きです。容赦が無い感じで。

ゼロの使い魔はどうでしょうか。

これでしょう。

春琴抄はどうでしょうか？

虞美人草 (新潮文庫)

• 作者: 夏目 漱石
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

普賢・佳人 (講談社文芸文庫)

• 作者: 石川 淳
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

浮雲 (新潮文庫)

• 作者: 二葉亭 四迷
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

「虞美人草」『我意と虚栄をつらぬくためには全てを犠牲にして悔ゆることを知らぬ女』藤尾

「佳人」の『関わる人を荒々しさでいっぱいにしてしまう女・それでも時々突然異様に色っぽくなる女』ユラ

「浮雲」で『悩める青年官吏を翻弄し無意識に翻弄してしまう、コケティッシュで高飛車な女』お勢

とりあえず近代文学史に残る作品から。他にも近代文学作品に多いです。ツンデレは日本文学の正統であるかもしれない（笑）

銀河英雄伝説〈7〉怒濤篇 (徳間文庫)

• 作者: 田中 芳樹
• 出版社/メーカー: 徳間書店
• メディア: 文庫

田中芳樹の「銀河英雄伝説」は多分ライトノベルではない……はず。

後半から登場する同盟軍戦闘艇『スパルタニアン』パイロットの候補生、カーテローゼ・フォン・クロイツェル伍長（だったかな？）がツンツンのデレデレさんなはずですよー。

通称カリン。７巻から辺りから、とあるの彼に突っかかるような甘えるようなそんな感じ？

白痴 (上巻) (新潮文庫)

• 作者: ドストエフスキー
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

白痴 (下巻) (新潮文庫)

• 作者: ドストエフスキー
• 出版社/メーカー: 新潮社
• メディア: 文庫

ナスターシャ・フィリポブナの高潔な魂とかつて辱めらたという意識が矛盾に満ちた言動となり男たちを翻弄する。ツンとデレがめまぐるしく入れ替わりますがその様子が魅力的に書かれます。

赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)

• 作者: L.M. モンゴメリー
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 文庫

アンの愛情 (完訳クラシック赤毛のアン 3)

• 作者: L.M. モンゴメリー
• 出版社/メーカー: 講談社
• メディア: 単行本

アン・シャーリー

もっともデレデレになるまでに３冊を要しますが