昨日リリースされたiOS 18.2。もうアップデートしましたか?
画像生成などの「Apple Intelligence」周辺機能は、英語環境のみの使用に限られているのがまだ残念ですが、地味に便利なアップデートが多々リリースされています。
ここでは、ピックアップした5つのアップデートを紹介します。
カメラコントロールでの撮影が進化
iPhone 16シリーズから導入された「カメラコントロール」。もっと使いやすくなりました。
カメラコントロールボタンを軽く押すと、フォーカスと露出を固定できます。「AE/AFロック」の表示が出たら固定完了の合図なので、そのまま指を離さずボタンを押し込むことで、撮影できます。
カメラコントロールの利点は、なんといってもすぐに撮影ができること。撮りたい対象のピントや露出を勝手に変えさせない、狙い通りの撮影が指先だけでできるようになりました。
ビデオを素早く、詳細に確認
iPhoneで撮った動画、「どんな動画だったっけ?」そんなことを確認するときに、スライダを動かしながら飛ばし見することって、ありますよね。これがより滑らかになりました。
これまでスライダを動かすと、表示されるイメージはカクついていました。今回からコンマ1秒単位でイメージが表示されるようになったので、より詳細な動画の中身をチェックできます。
これ、動画制作する時なんかに、結構ありがたい機能なんですよね。被写体がどのように写っているか、事前チェックの段階で素早く、詳細に確認できるので、工数を削減できそうです。
ダウンロードの進行状況が一目でわかる
Webサイトからファイルをダウンロードしたときの、「今進行状況どれくらい?」が確認しやすくなりました。
これまで、隅っこにちょこっとダウンロードの進行状況が表示される程度でしたが、これからは、大きく表示されるようになります。
進行状況は、Dynamic Islandやロック画面中に表示されます。特別な設定は必要ない、iOS 18.2にアップデートするだけで有効になる機能です。
AirTagの位置を他の人へ共有
大切なものをなくさないためのアップデート、来ました。
「AirTag」や、「探す」に対応したトラッカーの位置情報を他の人へ共有できるようになりました。
たとえば、空港でロストバゲージになったときに、航空会社に共有して見つけてもらう、なんてことができるわけですね。
「探す」アプリからAirTagを選んで、「持ち物の位置情報を共有」をタップし、共有したい人にメールやメッセージアプリでリンクを送信できます。
ロック画面で音量調節
移動中など、iPhoneを閉じたまま、AirPodsなんかで音楽やポッドキャスト番組を聴くのが当たり前になっている今、かなり助かる機能が戻ってきました。
ロック画面上の音量調節バーの復活です。昔は使えたのですが、しばらく封印されいた機能です。iPhoneを閉じていても、すぐに音量のコントロールができて便利ですよね。個人的には物理ボタンより細かく調節できるので好きなんです。
「設定」の「アクセシビリティ」、「オーディオとビジュアル」から「音量コントロールを常に表示」をオンにしましょう。
アップデート内容地味だって? いやいや、もうちょっと、もうちょっとだけ、Apple Intelligenceの日本語対応、待ちましょう!
Source: Apple