Pixelを入れて使います。
Google Cardboardで安価なVRゴーグル界をリードしてきたGoogleがぐっとアップグレードされた新たなVRヘッドセットを発表しました。その名も「Daydream View」。まさに白昼夢を見るようにバーチャルな世界を楽しめるみたいです。お値段79ドル(約8,000円)と、価格もだいぶアップグレードされてます。
Googleは今年5月のGoogle I/OでDaydreamを発表していました。これを使うにはDaydream対応のスマートフォン、現時点では今回のイベントで発表されたGoogle純正の「Pixel」か「Pixel XL」が必要です。
GoogleではDaydream対応端末の条件として、プロセッサー速度やディスプレイクオリティーなどなどいろいろ指定しています。対応端末をこのヘッドセットに挿し込むと、自動的にVRモードに変わります。そのときは、ラッチを開く・スマートフォン挿し込む・ラッチを閉じる、だけで、すごく簡単です。
Daydream Viewの素材はスポーツウェアに使われるような通気性のあるマイクロファイバーで、すごく柔らかくて軽いです。Googleによれば、他のスマートフォン用ヘッドセットより30%軽いとのこと。
ディスプレイにスマートフォンを使うっていう意味ではサムスンのGear VRと同じですが、大きく違うのはワイヤレスコントローラーが付属することです。Gear VRではタッチパッドがヘッドセットのサイドにあって使いにくかったんですよね。コントローラーはWiiみたいな感じで、クリッカブルなタッチパッドとボタンがふたつあります。ジャイロスコープ内蔵で、ジェスチャーでゲームをプレイしたりもできます。ヘッドセットの中にスッキリ収納できるのもポイントです。
Daydream ViewがOculus RiftやHTC Viveと比べてお手ごろなのはもちろんですが、Gear VRだって99ドル(約1万円)で、79ドルのDaydream Viewには値ごろ感があります。ただ、他のヘッドセットと比べて没入感がどれくらい違うのかとか、使い勝手などなどは、ある程度使ってみないとわかりませんね。
source: Daydream View
Michael Nunez - Gizmodo US[原文]
(福田ミホ)