長らくアップルのプロダクトデザインを指揮し、今年からいよいよアップルのデザインすべてを統括するジョニー・アイブ氏。
そんな体制のもとリニューアルされたベルギー、ブリュッセルの新アップルストアは、これまでのストアよりもさらにアイブ色を打ち出した洗練さをまとっています。
ストアデザインの基本的な哲学は、これまでと大きく変わっていません。高い天井にガラス張りの外壁、クリーム色の内装とおそらくオーク材のテーブル。しかし今回は、ストアの中に大きな木が設置されていたりと、よりリラックスできる環境になっています。木の鉢植えにはシートも設置されていて、修理待ちなどの時間にお客が座ることもできます。
店内にあったフォトパネルの多くは取り除かれ、マーケティングの場や講習会に利用されるであろう巨大なスクリーンが設置されています。
ポップだけどなんだか上品なヘッドホンスタンド。球の下側にあるランプは何を意味しているんでしょう?
ケースの在庫は棚の中にイン。これ、お客さんは棚を開けることはできるんでしょうか?
こちらのページにはブリュッセルの新ストアの写真がたくさん投稿されています。これを見て、いつか日本にも来るかもしれない未来のアップルストアを想像するのも楽しそうですね。
(塚本直樹)