悪いニュースにはよくないね!
フェイスブックといえば、いいね!ボタンですが、いつになったら「よくないね!」ボタンを導入するのか…なんてジョークで語られていました。しかし、同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏はタウンホールミーティングにて、公式に「よくないね!」ボタンを導入すると語ったのです。フェイスブックのユーザーは長い間、「よくないね!」ボタンやマイナス投票ボタンの導入を望んでいました。しかし今日、とうとう私たちは「よくないね!」ボタンの導入に取り組んでいることを発表します。このテストも近日始まる予定です。
このボタンは(Rdditのような)コミュニティサイトの「いいね!」「よくないね!」というシステムにはなりません。ユーザーは自分にとって大切な日に「よくないね!」をつけられる経験はしたくないでしょう。
「よくないね!」ボタンはなにか悲しい出来事がおきて、「いいね!」とは言いづらい共感を表現するために使われることになります。
確かに、他人の不幸な投稿に「いいね!」を押していいのかどうかは昔から議論のネタでした。この新しいボタンが悲しみの表現に利用されるなら、ユーザーとしても使いやすいボタンになりそうです。
ザッカーバーグ氏は「よくないね!」ボタンの導入時期については明かしませんでしたが、開発は驚くほど複雑だったとも語っています。人の感情に密着したSNSサービスだからこそ、より繊細な機能の実装が求められるのかもしれませんね。
source: CNBC via Cult of Mac
(塚本直樹)