値段次第、かな…
今年の夏、ひょっとしたらWWDCで発表されるかもしれない噂の「iPad Pro」。12インチの大型ディスプレイやスタイラスを搭載するだけでなくマウスやキーボード用の専用ポートまで?なんて情報もある、アップルにとって異色の製品となりそうな予感です。
Apple Insiderがまとめた現時点で期待されるiPad Proスペックはこんな感じになっています。
・12.5~13インチディスプレイ、圧力検知にも対応・NFCを搭載しApple Payに対応
・ブルートゥース対応スタイラスが付属
・最新のAシリーズプロセッサ
しかし誰しもの頭に思い浮かぶのは「大きなiPad Proって誰に必要なの?」という疑問。アーティスト向け?もしかしたらそうかもしれません。スタイラスと感圧式ディスプレイのお陰でより美しいイラストを書くことができるかもしれません。また、この感圧式のディスプレイは次期iPhoneやiPadのラインナップにも導入されるって噂もあります。
そして同時に気になるのはその価格。現在10インチのiPad Air 2は日本では5万3800円~で販売されていますが、iPad Proの価格がそれ以上になるのは必至。もしかしたら10万円近くになるかもしれません。でもそれだけのお金をガジェットに注ぎ込めるならMacBookを買ったほうがずっとプロダクティビティは高い気がしますよね。また、iPad Proは教育市場向けの製品になるなんて話もありますが、やっぱり学校で使うには大きすぎるし高すぎます。なんだか、帯に短したすきに長し…って感じです。
iPad Proがその「Pro」という名称が示すとおりにニッチ市場向けの製品になるのかどうかは、まだわかりません。Apple Watchのように(これも安くはないですが…)誰もが手にとり私達の生活を変える製品になるのかは、まったく未知数なのが現状です。
source: iPad Insight
(塚本直樹)