アメリカ人もびっくり!? アメフト用試合球の作り方

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アメリカ人もびっくり!? アメフト用試合球の作り方

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2月1日といえば何の日?

第49回スーパーボウル・ウイークがアリゾナ州グレンデールのフェニックス大学スタジアムで幕開けする日です(日本時間2月2日午前8:30キックオフ)。日本では、まだまだファンが少なめですが、アメリカではカウントダウンも始まり、待ち遠しくて、かなりホットなテーマなんです。

今回は、プロボウルのAFC決勝で、ペイトリオッツ側の用意した試合球の空気圧が規定以下だったという疑惑があったりして、違う意味でもスーパーボウル・ウイークは盛り上がっているようです。

そんななか、ニューヨークタイムズが試合球を製造しているWilson Football工場で、どのようにアメフト用のボールが作られているのか? そして19歳から48年間工場で働き、最近定年退職したジェインさんを取材しました。彼女は、この工場で最も長く勤務した人でもあるそうです。

ジェインさんは毎朝3時に起き5時に出社してマシーンにオイルをさし、毎日150個のアメフト用のボールを縫ってきたそうです。

ボールは、大きな1枚の皮からクッキーカッターのように型抜きした後にロゴがスタンプされます。形を維持するための補強材を縫い付けた後、4枚を縫いあわせます。1回はミシン針で自分の指を貫通させる経験があってこそベテランになれるとか…。あのミシン針、相当太いんで考えただけで背筋が凍りますけど、ジェインさんの場合、初めて指を縫ってしまった日、お医者さんに行き、午後には再び仕事をしていたそうです! すごいタフですね。

そして次の工程は、裏返して紐を通してから型にはめて成形し、形や重さのなどの最終チェックを行って、完成します。

沢山のアメフト用のボールを作っているWilsonで、全て職人さんたちの手作業だなんて思ってもいませんでした。それだけアメフトがアメリカの人達にとって大切で愛されているスポーツなのかもしれません。

ちなみに、48年間ボールを縫い続けてきたジェインさんは4回スーパーボウルを観に行ったことがあるそうです。試合で自分が作ったボールが使われていると思うと鳥肌がたったとか。みんなが熱狂しているスーパボウルもボールが無かったら成立しませんから、プライスレスな誇り高き瞬間ですね。

source: The New York Times

Casey Chan -Gizmodo US [原文

(junjun)