存在すらなかったことに。
北朝鮮のフォトショップといえばお家芸ですが、先日処刑された張成沢氏の写真がすでに大量にフォトショップで加工されて、その存在の痕跡を消されていることがわかりました。張成沢氏の処刑は先日行われたばかりですが、北朝鮮政府はそれからほんの数日で、張氏に関する部分をあらゆる文書から消し去っています。たとえば国営の朝鮮中央通信社Webサイトでは、張氏について言及された部分が全てなくなっています。またThe Telegraphが発見したところでは、10月28日に放送された北朝鮮公式ドキュメンタリー番組が最近再放送されたとき、張氏が登場する部分は全てこんな風に消されていました。
張氏はこの前まで北朝鮮のナンバー2だったわけで、かなりの画像を加工する必要があったと思われます。画像いじる以外にもいろいろやらなきゃいけないことがある気がしますが、やっぱりつい得意なところをがんばってしまうんでしょうね。
ASHLEY FEINBERG(原文/miho)