前輪そのものに荷物入れスペースがついた、斬新な通勤向けロードバイク

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前輪そのものに荷物入れスペースがついた、斬新な通勤向けロードバイク

ガソリン要らず、渋滞を軽やかにすり抜け、運転免許も不要な自転車。

通勤手段として利用する人が都心部でも目立ってきていますが、自転車かごや荷台を付けない限り、荷物を置く場所が全然無いんですよね。

そこでこんなバイクはどうでしょう。前輪に荷物入れがついた自転車です。インダストリアル・デザイナー、David Hotard氏が、Matthew Campbell氏とEdwin Collier氏と一緒にデザインした「Transport bike」。

車軸を取り除いて荷物入れのスペースを確保したバイクホイールは、軽量で真空成形の PET-Gプラスチック製です。バックパックを背負ったりショルダーバッグを肩にかける代わりに、安全に自転車の車輪(ただし回転する)に荷物を入れることが出来るというもの。

20131024_bike2.jpg

重さは約11キロ、本格的な自転車乗りには重いと感じるかもしれません。でもこの自転車を作ったクリエイターによれば、平均的なロードバイクと同じくらいの重さなので通勤にぴったりとのことです。前輪には軽量のプラスチックを採用したことで、標準的な自転車と同じ重量を実現したみたい。もちろん前輪の荷物スペースに物を入れれば重量は変わります。

20131024_bike3.jpg

パソコンや衣服、その他の荷物が入ったカバンを前輪に入れるわけですが、乗り心地はどうなんでしょう? 危なくないのかな? 曲がる時とか重くないのでしょうか? 荷物が落っこちたりしないのでしょうか?

そもそも走行時にバウンドしたり振動したりしそうなので、精密機械を入れるのは怖すぎます。アイデアはとっても斬新で気になりますが、実際に乗ってみないとよくわかりませんね。

David Hotard via Damn Geeky

mayumine(ANDREW LISZEWSKI/米版