これは気持ちイイ音作りができそうですなー!
アナログ名機の伝道者Moog Musicが提供する強力なシンセアプリ「Animoog」は、昨年のリリースで大成功をおさめました。
元来のMoogサウンドを踏襲するだけにとどまらず、過度に複雑な操作をしなくても自由に操れるAnimoogのサウンド・パラメーター。そのインターフェースはタッチスクリーンのポテンシャルを最大限に活用し、シンプルな録音機能も備えています。
そんなAnimoogが、バージョン2.0で完全に刷新されました。このアプリが持つソリッドなUIはさらに洗練され、反応も向上。また比較的小さなワークスペースといえるiPadのスクリーン上で誤操作を防ぎ、共通タスクもシンプルになりました。
そして今回、Animoogはいくつか大きな機能追加を実装。その中でも一番クールなのは、iPadの加速度計を使ってタブレットをサウンド・コントロールの3Dモジュラーにしたことでしょう。つまり、これまでの2Dインターフェースが三次元化で感覚的にコントロールできるようになったわけです。
さらに、Moogは4トラック録音機能をビルトイン。これはそれほど目新しい機能ではありませんが、録音やループ、コピー&ペースト、そして多重録音できる洗練されたツールがアプリ内にあるのは、めちゃくちゃ便利ですよね(5ドル払うと4トラックという制限は解除されます)。
全体的に、誰にとっても簡単に楽しく操作できるようになったAnimoog。初心者なら適当にさわってみるだけでも色々わかりますし、熟練のトラックメーカーにとっても便利なツールとして使えますよ。
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Rumi(Mario Aguilar 米版)