qHDからフルHDへ。auのAndroidフラグシップモデルはこれで決まり。
「HTC J butterfly」は春モデルの「HTC J」のマイナーチェンジと思うなかれ。約4.3インチだったディスプレイは約5.0インチに(解像度もqHDからフルHDへ)、CPUはQuad Coreになり、まったくの別物といってもいいほど。ディスプレイは大きくなったもののより薄さを感じる外観に仕上がっています。Androidのバージョンも、今回の中で唯一出荷時から4.1(Jelly Bean)を搭載するモデルです。
ハンズオンの様子は下の動画でどうぞ。
動画で見てもらうとわかるかと思うのですが、ラウンドフォルムを採用したことにより、とても薄く感じます。実際は中央部は盛り上がっており、中には2020mAhのバッテリーを積んでます。実際は9.1mmの厚みがあるんですが、そうは思えないしっくり感です。
インカメラはより広角(88度)になり、F2.0の明るいレンズを使用。自分撮りをするのにもってこいな感じです。僕はDesire HDを持っているのですが、動画の後半で比較しているとおり、まったく別次元のデバイスですね。まあ2年前のモデルと比べるのはあまり意味ないかもしれませんが。下のギャラリーではiPhone 5とも比較しているので、そちらのほうがサイズ感がわかりやすいかもですね。
サイズ:約71×143×9.1mm
重さ:約140g
OS:Android 4.1
ディスプレイ:super LCD 3 FHD、約5.0インチ
カメラ:約800万画素(メイン)
CPU:1.5GHz(Quad Core)
内蔵メモリ(ROM):16GB
内蔵メモリ(RAM):2GB
バッテリー:2020mAh
その他:4G LTE、WIN HIGH SPEED、NFC(おサイフケータイ)、ワンセグ、赤外線、防水
説明員の方に聞いてちょっと残念だったのは、HTC Jの特徴のひとつだったBeats Audioのイヤホンが付属しないこと。ただし、本体には変わらずソフトウェアが内蔵されるので自分で購入すれば高音質で音楽を楽しめるそうです。
レッド・ブラック・ホワイトの3色展開。他の端末が11月2日に一斉発売予定なのに対し、「HTC J butterfly」は12月上旬発売予定となっています。
HTC J butterfly[au]
(松葉信彦)