2012年1月から放映予定の新作ロボットアニメ「輪廻のラグランジェ」。このロボットデザインをなんと日産自動車のカーデザイナーが担当。日産自動車グローバル本社で行われた製作発表会にいってきましたよ。
「輪廻のラグランジェ」は攻殻機動隊で有名なProduction I.G原作・製作協力のもと、XEBECが制作する新作アニメ。かわいい女子高生が出てきて冒頭、スク水にパンモロ、シャワーシーンなどムフフな映像が出てくるからそういった系の学園SFモノかと思いきや、王道の巨大ロボットアクションというサプライズ。
そのロボットのデザインを日産のグローバルデザイン本部が担当。社内コンペを募集したところ、若いガンダム世代のデザイナーはほぼ全員応募したんじゃないかというほど多かったそう。その中で大須田貴士さんの案が採用となりました。
このロボットは飛行形態とヒューマノイド形態と変形するので立体的にも破綻のないデザインが要求されます。その点、自動車という造形物を日頃作っているカーデザイナーはある意味最適。またこんかい女子高生がパイロットということで女性的なラインをうまく表現した、オリジナリティあるロボットが出来上がりました。
さらに!
この主人公が乗るロボット「ウォクス・アウラ」を人間大スケールにしたものを初公開。その完成度の高さにも驚きです。
さらにさらに!
その「ウォクス・アウラ」をイメージしたカラーリングを施した日産ジュークも公開! 公式痛車というところでしょうか。この2つは日産グローバル本社ギャラリーで展示しています。
同時に第1話試写会が行われましたが、その内容が面白くて今から早く2話が見たいほどです。2012年1月読売テレビ系で放映されますが、待ち遠しいですね。
(野間恒毅)