基本的にはかな入力と同じ、1ストローク1文字で入力ができますが、独自のキー配列を採用して、さらに入力効率をアップ。慣れるととにかく早く日本語の文章が入力できるんです。今、50歳前後の人で、「オアシス」というワープロを使っていた人は、この親指シフトを今でも愛用している人が多いんですよ。
でも、今はあまり流行ってなくて、キーボード自体があまり販売されていないのが現状。しかし、富士通はまだ見捨てていなかった! 持ち運びもできる親指シフトキーボードを作っているなんて! その名も「Thumb Touch」(サムタッチ)です。
重さ約360gで、USBケーブルは着脱可能。持ち運びが苦にならないので、家と会社の往復時にカバンにそっと入れておいても問題なし。いつでも親指シフトで文字入力ができますね。
キースイッチには富士通独自の「ギアリンク・メンブレン」を採用。軽いながらもしっかりとしたクリック感があり、好評のキースイッチですね。
なお、このキーボードを利用するには別売りの日本語入力ソフト「Japanist 2003」(ジャパニスト)が必要となります。
実勢価格は1万6000円前後。親指シフターは要チェックですね!!
FKB7628シリーズ「Thumb Touch」(サムタッチ)[富士通コンポーネント via SHOPU]
(三浦一紀)