水の出しっぱなし、気になったことありませんか?
工業デザイナーのアレックス・シェーンさんが発案したSmart Faucetがあれば、もう大丈夫! 水を出したい時に簡単操作で水を出せ、必要ない時は水が自動的に止まります。ヨットで生活しているアレックスさんは、ある晩水道の水が出しっぱなしになっていることに気づき、Smart Faucetのアイディアが思い浮かんだそうです。ヨットの生活では、水はすべて自分でくみ上げなければならないので、絶対にムダに出来ないんです。
このSmart Faucetを私も台所で使っていますが、形も仕組みもとってもシンプル。なぜもっと前に発明されなかったんでしょう? 水道の蛇口にバルブを取り付け、水の流れをONにするための長いレバーがついているだけです。わかりにくいですか? 動画をご覧ください。
ワンタッチ蛇口ってところでしょうか。
ずっと水を流しておきたい場合には、そのためのラッチがありますが、このSmart Faucetのすごいところはそこではありません。水を流したいときに、蛇口をひねったり、温度を調節する手間なく、ワンタッチで丁度いい温の水をすぐ出せるんです! アレックスさんによると、smart faucetを使うと1人当たり1年間になんと約5000ガロン(=約1万8925リットル) 節水できるそうです!
私は新バージョンのクロムメッキタイプを手に入れました。黒いプラスティック製の2倍のお値段ですが、うちの水道に合うでしょ? 台所で試してみたところ、フルで水を流しても通常の蛇口より流れは少し弱めのようです。長い棒がシンクに突き出ているので、お皿に当たったりして、使い慣れるのに2・3日かかりましたが、お皿に洗剤をつけているときには水は止まり、泡を流すときだけ水を流すことができて快適! きっと今まではそのまま排水溝に流れていっていた大量の水を節水することができていると思います。一年以内に家中すべてのシンクにsmart faucetを取り付けているかも! あなたも節水してみませんか?
Bryan Lam(原文/ yuko)