中国のハードウェア・ベンダーShenzhen Great Loong Brotherは、P88なるタブレットPCを半年前から販売しています。上の画像がP88ですが、巨大iPhoneのような...つまりiPadを彷彿とさせるデザイン。同社は「アップルが図々しくも我が社のアイデアを盗んだ」と息巻いています。
ただ、P88はiPadといろいろな点で違っていますっていうか、大違いです。P88のスクリーンは抵抗式でマルチタッチではないし、250GBのハードドライブ、イーサネットポート、ウェブカメラが付いていて、Windowsが動いています。バッテリー持続時間はiPadの10時間に対し1.5時間ですが、これで価格は525ドル、うーん...。
と、とはいえ、Shenzhen Great Loong Brotherの知的財産権が不当に侵害されては黙っちゃいられませんよね!ということで、同社社長のシャオロン・ウーさんは以下のように語っています。
我々は法的措置を検討しておりますが、米国でできることは限られています。でも、もしアップルがiPadを中国に持ち込んできたら、我々の売上に影響が出ますから、訴えざるをえませんね。
ウーさん、よく考えましょう!対アップルの訴訟は他にも山のようにあります。まあ中には多少、メリットがあるものもあるようですけど...。
Brian Barrett(原文/miho)