ムフフ...な動画ほど、急速にこぐ力がパワーアップしちゃう仕組みですね。
こちらの「Webcycle」は、エアロバイクで運動する感覚で、とにかく頑張ってこがないと、インターネットが見れない仕組みになっているんです。
実際に使ってみた感想としましては、まぁ、普通にテキストベースのホームページを見るくらいなら、軽く流してこいでても十分だそうですが、動画なんて見ようものなら、一気にこぐスピードを上げない限り、スムーズには再生できないレベルに調整されてるんだそうです。米GIZMODO編集チームの分析では、ヤラしいビデオ見る時ほど、アドレナリンが高まりまくって、思いっきりこぐ力も入りまくる傾向が高いんだとか。これでマルチタスクなんてこなせるようになったら、もう達人でしょうね。
あっ、ちなみに、ナイスアイディアなDIYで誕生したWebcycleですけど、技術的な観点から申し上げますと、元々のインターネット通信速度を加速させる性能は、当然ながらありませんのであしからず。普通に出せる速度に制限をかけ、エアロバイクのペダルに搭載されたセンサーで、こぐ力が増せば、その帯域制限を解除できるようにしたってからくりですね。本当にエコに力を発散させたいなら、こちらのケータイエコチャージャーか、あるいは、こぐ力を蓄電フィードバックするMっ気たっぷりな電動自転車にでも体力を使ったほうがいいかもしれませんよ...
Sean Fallon(原文/湯木進悟)