これは凄い、世界が変わるかも!
写真も動画も3D映像で撮影できるデジカメ、FinePix REAL 3D W1を買いましたよ。というのも何を隠そうこの私、実は隠れ3Dファン。その昔はX68000の立体視端子に任天堂の3Dゴーグルを改造して接続、セガ・ファンタジーゾーン(ファイナルファンタジーでもファイナルゾーンでもないですよ)の隠れ3Dモードで3Dで堪能するくらい。その後もステレオグラムが流行った時は文字を立体に変換するプログラムを自作したほど。そんなわけでうるまでるびさんの試用レポートを見るなり、ポチっとしちゃいました。本当は店頭で触ってから買おうと思ったのに、もうこの衝動は抑えられませんでした。
開封作業、撮影サンプルは「続きを読む」からどうぞ。
開けてビックリなのが、さっそく3Dプリントのサンプル写真が。しかも当然ですが、これがなかなかいい写真。うぉ、こんな子供の写真、とりたーーい! と思わせることに成功してますよ。
電池はリチウムイオン、本体中央部に差し込みます。SDカードスロットも同じ場所です。
充電は本体にACアダプタを接続して行います。充電器はありません。
さあ充電が終わったら、早速電源ON!! なにぃ、初期設定メニューまで3D表示だとぉ!?(ウェブじゃわかりませんけど)
もうこの時点で3Dファンとしてはクラクラします。メニューが3Dになっている必要性などどこにもないんですけどね、3D液晶を存分に使っているのがよく分かります。やっぱりウェブじゃ伝わりませんけど。
さて気になる大きさはというと、これまたかなりゴツイです。カシオのEXILIM EX-FC100と比べて二回りほど大きいです。昔使っていた富士フイルムの世界初MP3再生機能つきデジカメ FinePix 40iの約1.5倍。まあCCDが2つ付いているいることを考えれば、これくらいは許容範囲でしょうか。なにせデジカメ2台分ですからね。
撮影は何も難しいことはいりません。ただシャッターを押すだけ。3D液晶は常に3D表示しているので、どんな感じにうつるのかすぐにわかります。ただ立体感がでる距離というのはだいたい1mからなので余り近い被写体は厳しいです。スナップ写真を取るくらいの距離がちょうどいいみたいですよ。
しかし、この立体感覚をウェブで伝えるのは至難の技! ということで、ステレオ画像フォーマットであるMPOファイルから、赤青画像にステレオフォトメーカーを利用して変換しました。
是非赤青メガネを作って見てください。赤青メガネはセロファンと模造紙があればOK、文房具屋さんに買いに行きましょう。
今後色々な写真をとってまたご紹介したいと思います。とりあえず、電線をとってみたんですけど、これが凄い立体感。電線萌えの人には是非オススメしたいです。
綺麗に立体にとれると、ほんと感動ですよ。ああ、この感動がウェブで伝えられないのがもどかしい!
[FinePix REAL 3D W1、StereoPhoto Maker]
(野間恒毅)