マイクロソフトSurfaceに1万2000ドル払いたくない―と考えた米誌Maximum PCが、マルチタッチテーブルPCを超廉価に自作し、そのノウハウをウェブに公開しました。
テーブル周囲に赤外線LEDを並べ、PS3 Eyeカメラの中身とプロジェクタ、アクリル板でマルチタッチの仕掛けをこしらえたら、あとは自宅に転がってる自家製木製キャビネと古いPC(Core 2 Duo、内蔵メモリ2GB)を取り付けるだけ。
材料費たったの350ドル(3.5万円)! しかも、かなり、MS-Surfaceに近いんです。動画とギャラリーで、どうぞ。動画では、十指でアンビエント照明を操作するフィンガーペイント、Pong風ゲーム、普通の写真シャッフルなど、とりあえず揃ってるプログラムのデモを見せてます。生煮えの中途半端なDIYじゃないのが分かると思います。
完成までに2週間かかりました。マシンを駆動するソフトウェアは全部オープンソースのもの(Touchlib、AMCap、FlashOSC)を使っていますよ。以下リンク先に写真がたくさん載っているステップ・バイ・ステップの解説(英語)がありますので、もしうまく行った方は是非ご報告ください!
Adrian Covert(原文/訳:satomi)
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