バルセロナのMWC会場より、Androidのプロトタイプの動画お届けしますね。
会場のあちこちにAndroidあるんですけど、動画上のARMのは他よりローエンドなプロセッサ搭載モデル。きれいなグラフィックスのデモとか、iPhone風のポップなマルチメディアの機能は一切ついてなくて、ひたすら頑丈なARM9プロセッサで動くプレーンな白の試作品でございます。要は「Androidの拡張性を披露」し、「開発プラットフォーム」として使えるところを見せられたら、ということで。
どうでしょう? 米Gizmodoでは「動くことは動くけど、つまんない感じ」と判定を下しています。ちなみにクアルコムが作った、以下に掲載のAndroid試作品は本物の怪物ですよ?
ね? まるでテリー・ギリアムの映画そのまんま!
基板で造成したアグリーで超ファンタスティックな怪物でございます~。
より高速で、ワイヤレス接続つき。これはARMにはなかった魅力ですね。ま、見てお分かりのように開発向けですけど。
このようにAndroidは開発・テストに耐えうる安定性を確保した段階で、実際の製品の市場デビューは随分先になりそうですね(これはテキサスインスツルメンツのAndroid触ったTCも同意見でした)。ARMも「棚上げ事項ばかりで実物の携帯電話の仕様もオープンハンドセットアライアンスから来ている」と話してましたし。
ほかのAndroid試作機の第1印象と感想はまた追って。
JESUS DIAZ(原文/訳:satomi)
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