コレを買った最大の目的が「腕時計でYouTubeの動画を見るなんて、なんて素敵なことじゃないか!」というもの。下が取り込んだ動画を再生したところですが、どうですか? 画面のモアレが出てしまっていますが実際にはもっと本当に綺麗なんです。
さて、どうやって「YouTube」の動画を取り込んだのか…クッキング方法は続きから!
まずは「YouTube」の動画をダウンロードしなくてはいけません。それには「VideoDownloader」というWebサービスを使いました。当該サイトのURL入力欄にダウンロードしたい「YouTube」の動画のURLを入力し、「Download」をサクッとクリックするだけでファイルが作成されます。
ここからダウンロードできるファイルの拡張子は「.flv」というもの。
続いてモバイルユーザーが動画を扱うための御用達ソフト「携帯動画変換君」を利用します。設定ファイルを起動し、設定で「AVIファイル、MPEG4一般設定」を選択。続いて本体を起動したら、ウィンドウに先程の「.flv」の動画ファイルをドラッグ&ドロップして、変換作業が完了するのをおとなしく待ちます。
これでひとまず「YouTube」動画を「.avi」形式のファイルまで変換できました。
最後に「MP4 WATCH」に付属する動画変換ソフトウェア「NxvConverter」を起動します。ここに先程の「.avi」ファイルをドラッグ&ドロップすると表示されます。同時に複数の動画ファイルの変換も可能。動画の向きを変えたり、サイズを「MP4 WATCH」の画面サイズにあわせて動画のサイズを変換することもできます。
変換作業が完了したら、あとは「MP4 WATCH」本体をPCとUSBケーブルで接続し、表示される本体メモリに転送します。
あとは動画再生なんですが、不思議なことにメニューにはどこにも「MOVIE」なんていう項目がありません。起動後に表示される「Mode」→「MUSIC」を開き、そこから再生します。音声ファイルの再生も動画ファイルの再生もいっしょくたという仕様です。
個人的には海外のTVCMや、かわいらしいCGアニメーション、映画の予告編、おもしろ動画あたりを探して上記手順で転送していますが、「ほらほら、これ知ってる?」なんて見せたい動画をあらかじめ仕込んでおくとかなり楽しめます。
その他の機能についてですが、「腕時計」としては日中屋外の太陽光の真下あたりでは見づらいんですが、デザインがデフォルトでカッコイイので許容範囲となっております。また、ボイスレコーダー機能が結構便利。何しろ腕時計にしか見えませんから、相手に気付かれることなく録音することが可能です。音声ファイルはMP3形式で本体内に録音されます。MP3プレーヤーとしても利用可能ではありますが、イヤフォンジャックのコネクタの形状が特殊なので、一般的なイヤフォンをそのまま装着できないのは残念かも。
しかし何故か「MP4 WATCH」というネーミングにも関わらず、MP4形式の動画再生には対応していないんですね。とはいえ、付属の変換ソフトウェアの変換速度が結構速いのが救いとなっております。
気になるお値段は14800円。私が買ったのはオレンジカラーのモデルですがブラックと2色発売されています。男性でもカジュアルなファッションにはこんなパッションのある発色のオレンジの方が似合うかも!
あ、ハジメマシテ。今回より寄稿させていただくことになりました「胃袋」のibukuroことイリクラエリと申します。主にこんなデジタルガジェットや雑貨、オモチャなどが大好きです。
(イリクラエリ)
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