REVIEW(12/10/31)
CPUに負荷がかかった状態を再現するWindows Sysinternals製ツール「CPU Stress」
最大4つのスレッドに任意の優先度と負荷が指定できる
「CPU Stress(CPUSTRES)」は、CPUに負荷がかかった状態を再現するテスト補助ツール。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7/8で動作を確認した。“Windows Sysinternals”のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトでは、それぞれ4段階(Maximum、Busy、Medium、Low)の“Activity(活発さ)”を指定したスレッドを最大4つまで動作させることが可能。各スレッドはチェックボックスで簡単に有効化・無効化できる。
システムへの実際の負荷は、タスクスケジューリングにおける優先度(Priority)による。本ソフトではプロセスの“Process Priority Class”(High、Normal、Idle)と、それぞれのスレッドの“Thread Priority”(Time Critical、Highest、Above Normal、Normal、Below Normal、Lowest、Idle)が変更可能になっており、この2つの組み合わせで優先度が決定される。
これらを利用すれば、1つのCPUコアだけに負荷がかかった状態や4つのCPUコアに中程度の負荷がかかった状態などが簡単に再現できるので、高負荷環境でのアプリケーションテストを行いたいといった場合に役立つ。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7/8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0