はじめに
私たちデジタルキューブは、2006年の設立以来、WordPressを核とした「自社プロダクト開発」と「受託開発」を行い、主力プロダクトの「Amimoto」や「Shifter」など、先進的なホスティングサービスを提供してきました。
そして2022年には、「デザイン、アート、テクノロジーの交点に立ち価値を創造する」というVisionを策定しました。私たちは、素晴らしい体験を届け、世界中にファンを増やし、個性や価値観を大切にし、人生が楽しくなる瞬間をつくることをMissionの一つに掲げ、日々業務に取り組んでおります。
この度、私たちのサービスをご利用いただく皆様と信頼·協力関係を築きながら、当社の掲げるVisionやMissionを達成していくために、「カスタマーハラスメントに対する行動指針」を作成、公表することにしました。
当社が考えるカスタマーハラスメントとは
お客様からのクレーム·言動のうち、当該要求を実現するための手段·態様が社会通念上不相当なものであって、従業員の就業環境が害されるものと考えます。
具体的には、厚生労働省の発表したカスタマーハラスメント対策企業マニュアルにおける記載を参考にし、当社として以下のような行為と考えました。
なお、以下の記載は例示であり、これらに限られるという趣旨ではございません。
お客様による暴力·暴言
- 個人に対する暴力
- 個人に対する威迫·脅迫
- 個人の人格を否定する発言
- 個人を侮辱する発言
- 差別的な発言
お客様による過剰または不合理な要求
- 合理的理由のない謝罪の要求
- 従業員に関する解雇等の社内処罰の要求
- 提供していないサービス、提供を行えないことを説明したサービスについての提供の要求
お客様による合理的範囲を超える時間的·場所的拘束
- 合理的な理由のない長時間の拘束
- 合理的な理由のない業務時間外における拘束
- 合理的理由のない事業所以外の場所への呼び出し
お客様によるその他ハラスメント行為
- お客様によるプライバシー侵害行為
- お客様によるセクシュアルハラスメント
- お客様によるその他各種のハラスメント
カスタマーハラスメントへの対応
社内対応
- カスタマーハラスメントについて周知を行うとともに、各社員がカスタマーハラスメントに遭遇した場合の相談窓口を設置し、カスタマーハラスメントへの対応を協議します。
- カスタマーハラスメントの被害にあった社員のケアを最優先に努めます。
- より適切な対応を実施するために外部専門家と連携します。
社外対応
- カスタマーハラスメントと考えられる事案が発生した場合、組織として毅然とした対応をし、対等な立場において、合理的·理性的な対話を行います。
- 悪質なカスタマーハラスメントが行われたと当社が判断した場合や、対話による合理的な解決が困難と当社が判断した場合は、お取引をお断りまたは中止させていただく場合もございます。
お客様へのお願い
デジタルキューブは、各サービスを通じてお客様と素晴らしい関係性を築き、互いに気持ちよく働ける社会を実現したいと考えております。
カスタマーハラスメント事案が発生しないよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
※ 本方針の策定にあたり、株式会社SmartHRさまの「カスタマーハラスメントに対する行動指針」を参考にさせていただきました。