「中国人皆殺し」発言に批判殺到、米ABCテレビが謝罪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ジミー・キメル氏司会の深夜番組での発言内容が批判の的に

ジミー・キメル氏司会の深夜番組での発言内容が批判の的に

ロサンゼルス(CNN) 米ABCテレビの深夜番組で、米国の債務問題の解決策として「中国でみんなを殺せば」などと発言した子どもたちと司会者のやり取りが放送されて批判が殺到、同局と司会者が31日までに謝罪した。

問題の場面は10月16日の番組で放送された。司会者のジミー・キメル氏が5~6歳の子どもたちを相手に米政府の債務問題について話し合う内容で、キメル氏は米国債の多くを中国が保有している現状を説明し、「アメリカは中国に1.3兆ドルというたくさんのお金を借りている」「どうやって返せばいいかな」と問いかけた。

1人の少年が「中国で大砲を撃ちまくって皆殺しにする」と答えると、キメル氏は「中国で皆殺し? オーケー、それは興味深いアイデアだ」と応じ、「中国人を生かしておいてもいいかな」とたたみかけた。

この質問には少年1人が「だめ」と答えたものの、ほどんどの子どもたちが「いい」と返事。中には「もし中国人を生かしておかなければ、彼らが私たちを殺そうとする」と発言する少女もいた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Entertainment」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]