小峰城跡清水門を復元しています
白河市では、三重櫓・前御門に引き続き、小峰城が奥州の抑えの名城としての佇まいを整え、より多くの方々に本市の歴史・文化を堪能していただくため、清水門の復元工事を実施しています。
▲CGによる清水門復元イメージ(中央の門)
お知らせ
現在の様子
画像や動画で随時お知らせしています。
また、東北工業大学建築史研究室にご協力いただき、かわら版を制作しました。建築学生の視線で、復元工事についてわかりやすくお伝えします。
下記ページよりぜひご覧ください。
復元整備事業の予定(令和6年8月現在)
令和6年5月より清水門を閉鎖し、本格的に工事が始まりました。
今後は下記のとおり工事を進め、令和7年度内に完了する見込みです。
令和6年度
- 上棟
令和7年度
- 屋根瓦葺き
- 漆喰塗り
- 塀工事
整備期間の利用方法
現在の清水門は閉鎖していますが、昇降階段や迂回ルートを利用して本丸や三重櫓まで入場できます。
国指定史跡「小峰城跡」とは
小峰城は、南北朝時代の14世紀半ばに白河結城氏により築城されたと言われています。寛永6年(1629)から4年の歳月をかけて、初代白河藩主丹羽長重により大改修が行われ、奥州の関門である白河にふさわしい、石垣を多用した近世城郭が整えられました。
小峰城の中核となる三重櫓は、慶応4年(1868)に起きた戊辰戦争の際に焼失しましたが、平成3年に絵図などの歴史資料や発掘調査成果を基に木造で復元され、同6年には本丸の入口である前御門も復元されました。
小峰城跡清水門とは
清水門は、二之丸と本丸を結ぶ重要な門で、高さは約11m、間口は約14m、小峰城の中では最大規模の櫓門でした。
城内に入り、本丸に至る途中には、各所に番所が設けられていましたが、清水門内にも番所が置かれ、厳重に警備がなされていたと考えられます。
復元にあたっては、江戸時代に城内の櫓や門を実測して作られた「白河城御櫓絵図」や、これまでの発掘調査の成果に基づいて、木造で復元します。
「小峰城一石城主」プロジェクト
清水門復元事業ではご寄附を募集しております。
清水門の復元に対するご寄附1,000円ごとに「一石」とみなし、白河藩の石高の最大15万石にかけて、寄附を募る「小峰城一石城主」プロジェクトにご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
詳しくは下記ページをご覧ください。
清水門「瓦記名会開催」について
白河市のシンボルである小峰城。威風堂々とした当時の小峰城に近づけるため、城内で最大規模であった清水門を復元しています。清水門で使用する瓦に名前やメッセージを書き入れていただく「瓦記名会」を行います。 未来の小峰城に名前やメッセージを残してみませんか。
詳しくは下記ページをご覧ください。
関連ファイルダウンロード
- 清水門復元整備期間の城内案内図PDF形式/579.63KB
PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化財課です。
〒961-8602 史跡整備係・文化財保護係:福島県白河市八幡小路7-1/文化学芸係:福島県白河市中田7-1(白河市歴史民俗資料館内)
電話番号:史跡整備係・文化財保護係 0248-28-5535/文化学芸係 0248-27-2310 ファックス番号:史跡整備係・文化財保護係 0248-24-1854/文化学芸係 0248-27-2256
メールでのお問い合わせはこちら- 2024年10月16日
- 印刷する