AstroArts Topics

ヘッドライン

日本天文学会春季年会 3月18日に水戸で「受賞者を囲む会」

2025/03/05
新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる、日本天文学会各賞の2024年度受賞者が発表された。3月17日~20日に茨城県水戸市で開催される日本天文学会春季年会にあわせて、18日に受賞者の方々を囲む会が行われる。

星ナビ4月号は「土星の環が消失」と「オーロラの色の謎」

2025/03/04
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年4月号は3月5日(水)発売です。16年ぶりに「土星の環が消える」シーズンが到来。今年も観測チャンスがある「低緯度オーロラ」を研究者が解説します。

月着陸船「ブルーゴースト」月面着陸に成功、民間では世界2例目

2025/03/03
3月2日、米・民間企業ファイアフライ・エアロスペース社の「ブルーゴースト」が月面へ着陸した。民間企業による着陸は、米・インテュイティブ・マシーンズ社の「オデュッセウス」に続いて世界で2例目となった。

天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ12」12.0hアップデータ公開 オーロラシミュレーションの追加と一部不具合の修正

2025/03/03
天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ12」の12.0hアップデータを無償公開しました。本アップデータでは「月刊星ナビ」2025年4月号掲載の低緯度オーロラのシミュレーションに対応し、また一部の星座絵を更新しました。

アルマ望遠鏡がとらえた小マゼラン雲のふんわり分子雲

2025/02/28
天の川銀河内の分子雲は一般的に長いフィラメント構造を持つが、初期宇宙の環境を残す小マゼラン雲の分子雲は、ふんわりと広がった形のものが4割ほどあり、分子雲が形を大きく変化させている兆候が示された。

月着陸船「アテナ」打ち上げ、日本の探査車「ヤオキ」を搭載

2025/02/28
27日午前、日本の宇宙ベンチャー企業ダイモン社の探査車「ヤオキ」を搭載したアメリカの月着陸船「アテナ」が、米・フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。

2025年3月8日 水星が東方最大離角

2025/02/28
2025年3月8日、夕方から宵の西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。

世界初、月の様々な緯度の影領域で水氷を検出

2025/02/27
月周回衛星「かぐや」の観測データから、月の極域の永久影領域だけでなく、赤道付近を含む様々な緯度の影領域にも水氷が存在することが世界で初めて確認された。

金星大気を解析する新手法、エネルギー変換のメカニズムと効率を解明

2025/02/26
シミュレーション研究から導き出された新たな方程式から、金星大気中のエネルギー変換のメカニズムとその効率が明らかにされた。

板垣さん、こじし座の銀河に超新星を発見

2025/02/26
山形県の板垣公一さんが2月24日、こじし座の銀河に超新星2025coeを発見した。板垣さんの超新星発見は通算184個目。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2025年3月5日 プレアデス星団食

2025/02/26
2025年3月5日の22時ごろから6日の0時ごろ、月がおうし座のプレアデス星団を隠す食が起こる。

世界初の「自律式」天体観測システム「スマートかなた」

2025/02/25
突発天体現象の追観測において専門家に匹敵する判断と決定を行う、世界初の「自律式」天体観測システム「スマートかなた」が開発され、広島大学「かなた望遠鏡」での観測で成果を挙げている。

世界最高感度でダークマターの寿命の下限を推定

2025/02/21
近赤外線高分散分光器「WINERED」を用いた矮小楕円体銀河の観測から、ダークマターが崩壊して光子を放出する寿命の下限値が推定された。

CP+2025にアストロアーツ出展、星ナビ編集部の講演も2本

2025/02/21
2月27日(木)から3月2日(日)までパシフィコ横浜で開催される「CP+2025」にて、星ナビ編集部がトークステージで講演するほか、アストロアーツブースではステラシリーズやムックを会場特価で販売します。

原始星のスピンダウン機構を大規模シミュレーションで発見

2025/02/20
成長中の原始星の大規模シミュレーションから、星の回転の勢いを弱める「スピンダウン機構」が見つかった。若い星の自転速度が予想以上に遅いという観測事実の謎を解決し得る成果だ。

天文書評&新刊情報『理科年表』『星に名前をつけるなら』など7冊

連載・読み物
2025/02/20
星ナビ2025年2月号「ほんナビ」で紹介の7冊:📖理科年表📖天文年鑑📖星に名前をつけるなら📖星空のある風景 カレンダー📖月の満ち欠けカレンダー📖ビクセンオリジナル 天体 カレンダー📖星空こよみ ASTROGUIDE CALENDAR

2025年3月2日 細い月と金星が並ぶ

2025/02/20
2025年3月2日の夕方から宵、西の低空で細い月と金星が並ぶ。

2025年3月1日 細い月と水星が大接近

2025/02/20
2025年3月1日の夕方、西の低空で細い月と水星が大接近する。

2025年3月の星空ガイド

2025/02/20
見どころ/金星(夕方)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~深夜)/1日夕方:細い月と水星が大接近/2日夕方~宵:細い月と金星が並ぶ/5日深夜:プレアデス星団食/8日:水星が東方最大離角/14日:ハワイなどで皆既月食/24日:土星の環の消失/29日:ヨーロッパなどで部分日食

長周期変光星うさぎ座R、約30年ぶりの暗い極小

2025/02/19
ミラ型変光星うさぎ座Rは今年1月上旬に極小を迎えて最も暗くなった。ここ数シーズンは極小光度がどんどん暗くなっていて、この傾向が今後も続くか注目される。