25年は1ドル=180円台も? 専門家が懸念するトランプ氏の動向
聞き手・東谷晃平
2024年の株式取引が終わった。バブル期以来、株価が34年ぶりの最高値を更新する一方で、過去最大の暴落も経験する歴史的な1年となった。松井証券の窪田朋一郎氏に振り返ってもらうとともに、来年の見通しを聞いた。
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今年は新NISA(少額投資非課税制度)が始まったことで、多くの個人投資家が参入したことが特徴だ。日経平均株価は最高値や過去最大の暴落もあり、歴史的かつ激動の1年だった。
特筆すべきは日本がインフレ社会になったことだ。日常生活でも物価高を肌身に感じるようになった。通常、中央銀行はインフレを利上げで抑え込もうとするので、その動向に市場も大きく左右された。
8月の日経平均の暴落と暴騰…
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