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2015年発表資料と活動まとめ

この記事の所要時間: 06

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個人事業から法人化した理由

この記事の所要時間: 33

Shin x blog Advent Calendar 2013 の 19 日目です。

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2000年に個人事業として1×1を開業しました。それから 5 年後の 2005 年に有限会社として法人化(法人成り)を行いました。(その後、組織変更を経て、現在は株式会社です。)

個人事業から法人化した経緯や理由について書いてみます。

法人化への思い

当時、受託開発をメインに行っていました。仕事を受注して、家でこなすというスタイルが多かったのですが、仕事上で法人格を要求されることはなく、個人事業でも困ることはありませんでした。(今にして思えば、その時点で選別されていたのだと思います。)

開業した頃はとにかく食い扶持を稼ぐのに必死で、法人化など考えもしなかったのですが、ある程度、売上が立つようになると、「次のステップ」というのを考えるようになりました。

なんとなく、次のステップとしての法人化を意識しつつ、ただ必然性もそれほど感じないので、実行には至らないという期間がしばらく続きました。

法人化の理由

おかげ様で、色々なところからお声をかけて頂けるようになり、携わる案件もバリエーションが広がっていきました。携帯電話キャリア公式サイト構築やプロスポーツチームのシステム構築など、当時の自分としてはチャレンジし甲斐のある案件をこなすようになりました。

そうしたシステムを作っていると、いつも頭に浮かぶのがこの言葉です。

「もったいないなあ」

こうした面白いシステムを一人で作るのが、もったいなあ、と。

受注していた案件では、アーキテクチャの決定から全て任せて頂けることがほとんどだったので、要件に一番適していると思える技術を利用することができます。また、構築するのは多くの利用者がいるサイトだったので意気も挙がりますし、多数のリクエストを捌くための負荷対策なども行う必要がありました。

こうした経験はエンジニアとして大きな財産となります。座学も大事ですが、技術は適用して、そのフィードバックを得てこそ、身になります。もちろん、大変なこともありますが、そうした経験を積むことで、多角的な視野が広がり、技術を使う引き出しを増やすことができます。

私自身、こうした場を求めていたこともあり、実に多くのことを経験することができました。

一人でこうした経験をするのではなく、共に経験し、成長して、チームとして仕事がしたいと思うようになりました。

そして、チームを作る手段として、法人化を考えるようになりました。もちろん、個人事業のままで、チームを作ることも可能ですが、今ほどそうしたネットワークも無かった(自分は知らなかった)ので、法人化して、スタッフとして参加してもらって、一緒に成長していきたい、と。

つまり、チームとして一緒に仕事をするメンバーを集うために法人化した、というわけです。

さいごに

もちろん、節税のことや、より大きな案件へ対応できる、また自分たちのプロダクトを作りたいなど他にも理由はあったのですが、一番の理由はこれです。

この観点から言うと、今は、社外の人と一緒にチームとして仕事をするいうことがやりやすくなったように思います。これは、色々なことを経験して私自身の考えが変化したこともあるでしょうし、これまでの活動を通じて、多くの人と出会えたというのも大きいです。

チームとして仕事をしたいという想いは今も変わりません。ただ、それは「雇用」という形では無くても良いのではないか、というのが最近考えているところです。

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エンジニアは独立した方が良いのか?

この記事の所要時間: 616

Shin x blog Advent Calendar 2013 の3日目です。

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エンジニアを目指して新卒で就職して早5年。とにかく仕事を覚えたい、先輩に追い付きたい、スキルを上げたいとがむしゃらに開発に没頭してきた。そろそろ仕事はひと通りこなせるようになり、自分がリーダーとして参加するプロジェクトも増えた。

充実した毎日ではあるが、気が付くと自分が会社の中では一番のエンジニアとなっていた。

自分では分かっている。会社の中では一番かもしれないが、外に目を向けると、自分よりすごいエンジニアは山といることを。

「そろそろ、次に進む時なのかもしれない。」

転職すべきなのか、はたまたいっそのこと独立して起業すべきなのか。


といった事は、わりと良くある風景なんだと思います。

起業してかれこれ13年、なんとかやってこれたので、こういった状況の人から相談を受けることがあります。そこで、私自身がこれまでやってきた中で感じてきたことを書いてみたいと思います。

なお、ここでの起業はフリーランサーや一人法人で、開発などの実務を自分で行うような形態を想定しています。

起業して良かったこと

まず、起業して良かったこと。

私の場合、そもそも「独立したい」という想いが出発点だったので、それが叶って、なんとか生活できているというのは、目標が達成できたという点で良かったです。

実際にやってみて感じたのは、全てを自分で決めることができるというのは大きなメリットです。

どの仕事を受ける、どんなサービスを作る、どの技術を学ぶ、どこで働く、いつ働く、いくら稼ぐなど多くのことを自分で決めることができます。

これは何でも思い通りにできる、ということとは少し違います。

収入を自分で決められるにしても、来月から月収1億円というわけにはいきません。

置かれた状況で選択できる方法は限られてはきますが、それらの最終的な決定は、自分で、できるということです。

例えば、受託開発にしろ、その仕事を受けるか否かは自分で選択できるわけです。もちろん、仕事が無い状況では、どんな仕事でもやらないといけないかもしれません。そういった状況においても、経済状況など含めて、自分でやるという選択ができるわけです。(反対に言うと、やらないという選択もできる)

もちろん、自分のやり方でその選択肢を増やすこともできるでしょう。

自分の行動は、そのあと何かしらの結果として返ってきます。その結果を自分で受け止められるのなら、どのような決定を下すのも自分次第というわけです。

このあたりの自由度の高さは、やはり自分には合っていると思っています。


あとは、「稼いでいる」という感覚を肌で感じることができます。

どのように売上が立って、それがどのように自分の収入となっていくかということを身を持って感じることができるので、仕事に対して前向き(前のめり)の姿勢になります。

いまやっている仕事は、誰かにやらされていることではなく、自ら選んでやっているわけで。

この「稼ぐ」という感覚は、自分で食べる野菜を畑に収穫しにいくような、晩御飯のおかずの魚を釣りに行くような、ドラクエでこつこつレベル上げをするような、なんかしっくりくる表現が思いつかないのですが、なかなか楽しいものです。

別の視点で見ると、自分が立てた仮説を実践してみる自由があるという感じでしょうか。その結果、日々食べる稼ぎを得るような。

まあ、良い点としては「自由」「稼ぐ感覚」でしょうか。

起業して良くないこと

では、反対にあまり良くないことです。

まずは、全部自分でやらないといけないということですね。

なんだ、良かったことと同じじゃないか、と言われそうですが、実際そうです。

本当に全部やらないといけません。

営業から経理、備品の購入、請求書発行、税務申告、事務所の掃除、電話の応対、もう仕事中に関わること全てを自分でやる必要があります。

スタッフを雇用したり、アウトソースするという方法もありますが、その選定、報酬の支払は自分でやらないといけません。

一人でフリーランスとしてやる場合は、一つ一つはそんなに大変なことではないです。ただ、本業以外にこういったことが、うすくですが、ずっとのしかかって来るので意外に時間を取られます。

一日、バタバタと動きまわってきて、仕事した気分になってたけど、実は1円も売り上げていないなんてことがあったりします。

個人事業主の頃は、全て自分でやっていましたが、法人化してからは、スタッフに委任したり、アウトソースするようになりました。

とくに税務関連は、1年目は自分でやって感覚を掴んでおくのは良いと思いますが、翌年以降は専門家に依頼して、本業に専念した方が良いです。これは本当に時間取られます。


次は、収入の保証が無いということです。

当たり前ですが、売上が無いと自分への収入もありません。

ただ毎日暮らしていくだけでも実は結構お金が必要です。体感した人なら分かると思いますが、無収入で暮らしてみると、びっくりするくらいお金が無くなっていきます。

このプレッシャーはわりとしんどいものがあったりします。

金銭的な余裕が無いと正常な判断ができなかったりもするので、うまくやりくりしていかないといけないですね。


あとは、コミュニケーション不足になりがちです。

会社であれば一緒に働いている人がいるので、良いにせよ悪いにせよ何かしらの刺激を受けて日々を過ごすことになります。

ただ一人でやっているとこれが圧倒的に不足してきます。

「一人が好きなんだ」

まあ、それはそれで良いのですが、他者からの刺激が無いと自分にはあまり関心が無い話題は入ってこなくなり、新しい情報をキャッチアップする機会が減ってきます。

インターネットで情報収集もできますが、どうしても自分が見たいものだけ見る傾向になりがちなので、やはり定期的に人と会って情報交換をする機会は作っておいた方が良いです。

そう考えると技術系勉強会などで、自営の人が多いのは、こういった刺激を受ける場を欲しているからなのかもしれません。

エンジニアは独立した方が良いのか?

何を目的に独立したいと思っているのか次第、ですね。

「好きな技術を使って、もっと技術に没頭したい人」

この目的が多いですね。上昇志向があって、より上を目指していこうという人です。こういった人は、企業に属する方をおすすめします。理由は、自営ではなかなか技術だけに没頭するということは難しいからです。また、企業に属した方がより高いスキルを持った人と一緒に働ける可能性があります。そういった高いレベルの環境に身を置くには企業に属する方が良いです。

「好きな時間に起きて、自分のペースで自由に仕事したい人」

縛られずに自分のペースでやりたいという人です。やってみると想像よりは自由では無いと感じるかもしれませんが、一度独立してやってみるのも良いかもしれません。ただ、上手くいかなかった場合のバックアッププランは考えておきましょう。退職後、失業保険が出ている間に独立後の生活を疑似体験してみるのも手です。

「うるさい、とにかく独立したいんだ!」

はい、頑張って下さい。応援しています。独立する人はわりとこういう人だったりします。他人に言われて止めるくらいならやらなくても良いですし、何を言われてもやってみたい人はチャレンジするものです。

まあ、どちらを選んでも大事なのは、その後ですから。

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週休二日じゃなくて月休八日の方が良いかも

この記事の所要時間: 422

まあtweetどおりなんですが、週休二日で毎週少しづつ休むより、月休八日で一気に休んだほうが効率が良さそうな気がしてます。

5日出勤2日休みより、22日出勤8日休みとかの方が効率良いような気がする。平日<->休日切替のオーバーヘッドが大きい。もしそうなれば毎月GWだ。less than a minute ago via YoruFukurou Favorite Retweet Reply

月休八日にすると良さそうなこと

休日<->平日の切替が少ない

最近特になのですが、平日から休日、休日から平日の生活リズムの変化に上手くついていけていないというか、切替に時間がかかっています。

まずは、平日から休日。月曜日は、土日にどれだけノンビリしても、反対に気分転換に遊んでも、いまひとつ調子が出ません。疲れているのかなーと思いきや、火曜日になると調子が出てきて、金曜日になってもまだまだ大丈夫だったりします。

で、土曜日になって休みに入るわけですが、土曜日もいまひとつペースが掴めないというかしっくりこない。土曜日の夜くらいから完全に休日モードに入って日曜日を満喫します。

そして月曜日が来て、またいまひとつ調子出ない、のループになってます。

どうもこの切替が無駄な気がして、どうせなら月一回切替でいけたら楽なのになーとか思ってます。

毎月GW

月休八日にして八日連続で休んだら毎月GWなわけです。

旅行に行っても良いし、家事するのも良いし、育児に励むのも良いし、自己研鑽の時間に充てるもよし。やはり連続で8日間の休みがあればまとまったことができるので、あれやこれやとやりたい事が広がります。

平日に旅行に行けば、予約も取りやすいし、費用も安く済みそうです。

あの連休前のワクワク感を毎月味わえると思うと仕事も気合入ります:D

冷静に考えると社会人になってから連続で八日間休んだことが記憶に無いですね。下手すると引退するか(もしくは無職になるか)まで無いとか思うとそれはそれで寂しい気も。。。

出勤日の土日は集中

出勤日の土日は周りが休んでいるので、TELやメールもほとんど無く、集中して作業することができます。

これはかなりはかどります。

月休八日にするとイマイチなこと

家族や友人など週休二日の人と予定が合わない

世の中は週休二日で回っているので、そういった人と予定が合わなくなります。

特に家族が問題で、子供と休みが合わないのは結構イタイです。

まあ運動会とか、ここぞというときは出勤日を振り替えて休めば良いと思うのですが、毎週それをやると、結局週休二日だよね、となりそうな気もしてます。

# 家族に軽くこの話題を振ってみましたが、見事に猛反対されました><

休日八日でも平日だと結局休めないのでは?

たしかにこの危惧はあるのですが、社内でシフトを組んで順番に休んだり、打ち合わせ等はスケジュールを調整するなどすれば、開発の仕事なら何とかなりそうな気もします。まあこれは職種次第ですね。

休日の分散化にも

節電のために大手企業では、この夏、土日を休日とせず、平日にずらして電気利用の分散をはかるようです。

こうした動きから、休日の取り方も週休二日の画一的なものだけではなく、それぞれのニーズに合わせた多様な方式が広がると良いですね。

今後はそうした分散した休日を見込んだ新たなビジネスが出てくるかも。

Twitter疲れにオススメなiPhoneアプリ「聞きメール」をリリースしました

この記事の所要時間: 233

1×1からiPhoneアプリ「聞きメール」をリリースしました。

「聞きメール」は一言でいうなら、良かったこと悪かったこと、愚痴などなどをキャラクター達に聞いてもらうアプリです。

日々の生活で言いたいあんなことやこんなこと。

みんなに言える話なら良いですが、誰にでも言える話ばかりではないですよね。

楽しい話ならまだしも愚痴系となるとなおさらです。愚痴系は聞いている方も嬉しくはならないので、できたら誰にも言いいたくない。でもやっぱり言ってスッキリしたい。じゃあ穴でも掘って叫んでみようと思っても、コンクリートジャングルでは穴が掘れる地面すら無い。

じゃあ、Twitterで発散しよう!ということでポロッとtweetしてしまうとそれは全世界に発言しているのと同じことで、誰が見ているか分かりません。RTにRTされて見知らぬ誰かから意図しない取られ方をすることもあります。

例えば「誰それが不倫した」などポロッとtweetしたことがワイドショーに取り上げられるかもしれません。。。

そんな時に「聞きメール」。

いつでもどこでも

「聞きメール」ならいつでもどこでも多彩なキャラクター達があなたのどんな話でも聞いてくれます。外部と通信はしませんので電波の届かないところでも大丈夫です。

また電車の中などでも使いやすいようにインターフェイスをメールアプリに似せています。パッと他人が見た時にはメールを書いているようにしか見えないですね。

「聞きメール」入力画面。メールアプリライクです。

あなたの話を知っているのはキャラクター達だけ

あなたの書いた内容は一切外部には送信されませんし、アプリ内にも保存しません。人に言うにはちょっとなーという話でも安心して書いて下さい。

キャラクター達が返すリアクション

書くだけでスッキリすることも多いと思うのですが、「件名」であなたの気分を指定することで、表情とメッセージでキャラクター達が多様なリアクションを返してくれます。

例えばキャラクター「もちぴょん」のリアクション。件名に「サイコー!」を指定すると、こんなにゴキゲンな表情でリアクションを返してくれます。ちょっとおかしなリアクションが返ってくることもありますが、それもキャラクターのご愛嬌ということで。

「聞きメール」キャラクターからの返信。もちぴょんの表情がたまらない:D

もちぴょんに癒されてます:D

実はある程度開発が進んだ段階から自分のiPhoneに入れているのですが、かなりのヘビーユーザーです。

愚痴ばかりを書いているわけではないですが、今言いたい一言(ひとりごとに近いこと)をキャラクター達に聞いてもらってます。

これやってみると分かるのですが、メールを送るという行為をしただけで、結構スッキリします。また件名で欲しいリアクションを入れるので、ほぼ欲しいリアクションが帰ってきます。

予定調和なんですけど、ただ聞いて欲しい時はこれが良いですね。(反論とかされないですしね:D)

ストレスがなにかと多い昨今、あなたの話をなんでも聞いてくれる「聞きメール」、よろしくお願いします!

聞きメール - 1x1 Inc.

会社名刺626枚のうち、Twitterアカウントが入っているのは何枚か?

この記事の所要時間: 133

会社の名刺にTwitterアカウント入れてますか?

1×1の名刺をリニューアルしようともろもろ検討中です。

せっかくだからTwitterアカウントを入れようかなと思って、他社がどうしているのかを手元の名刺で調べてみました。手持ちの名刺を全部見ると大変なんで、ぱっと取り出せた626枚の会社名刺で見てます。

ちなみに取り出した名刺の束には個人名刺も150枚ほど混ざってたので、800枚近くありました。夜中に何をやってんだか。。。

626枚の会社(法人)名刺

626枚の会社名刺の中でTwitterアカウントが入っていたのは、9件でした。1%強と思ったより少なかったですね。

会社をIT系とそれ以外に分けると、やはり9枚は全てIT系企業でした。

  • IT系企業:359枚(Twitterアカウント:9枚)
  • 一般企業:267枚(Twitterアカウント:0枚)

9件は全てここ一年以内で頂いた名刺

Twitterアカウントが入っていた会社名刺は全てここ一年以内に頂いた名刺ばかりでした。

名刺の中には数年前に頂いたものもあるので、もしかしたら今現在の名刺にはTwitterアカウントが入っているかもしれませんね。

懐かしい名刺もちらほら

なんだか色々な名刺を見ているとその当時のことがよみがえってきて懐かしいですね。

IT系では転職されている方も多いので、前職の名刺や前々職や前々前職の名刺が出てきたり:D

また、同じ会社でも現在とは名刺が変わったりして、時の流れを感じます。

1×1の新名刺にTwitterのアカウントを入れると、数年経ってTwitterが廃れると意味ないなーと思いつつ、どうせいずれ名刺は変えるものなので、時代を反映するものとして入れて見ようと思います。

新名刺は、乞うご期待。

Google Docs のスプレッドシートに表データをコピペする

この記事の所要時間: 211

Google Docs のスプレッドシートに表データをコピペする方法です。

Google Docs 便利ですね。Excel に比べると多少操作性や機能は劣りますが、どこからでも共有できるというのはそれを補って余りあります。

そんな便利なスプレッドシートなのですが、コピーしたCSVを表形式でスプレッドシートに貼る機能がありません。

もちろんCSVをファイルに書き出してインポートすれば良いのですが、今画面上に表示しているCSVをそのままコピペしたい時ってありませんか。

例えば、以下のようなCSVをコピペしてスプレッドシートに貼り付けると、1行が1つのセルに文字列として格納されてしまいます。

1,原田哲也,TZM250
2,加藤大治郎,NSR250
3,青山博一,RS250RW

タブ区切りならいける

何とかならないかなーと試してみると、なぜかタブ区切りだと各セルに値を入れることができました!

先のCSVをタブ区切り(TSV)に変更して、スプレッドシートに貼り付けると、

1    原田哲也    TZM250
2    加藤大治郎 NSR250
3    青山博一    RS250RW

ばっちりいけます。

ただし貼り付けはショートカットキーで

これ不思議なのですが、マウスの右クリックから「貼り付け」を選択するとセルに値が入りません。

ショートカットキーの command+v(Windowsなら、ctrl+v)でペーストすれば ok です。

psqlの検索結果をスプレッドシートに貼り付け

そもそもなんでこれをやりたかったかというと、psqlで検索した結果をスプレッドシートに貼り付けたかったから。

psqlで検索結果をTSVにするのは以下。

$ psql db_name
db_name=> \a   // クエリ結果の整形オフ
db_name=> \t    // 検索結果のみ出力
db_name=> \pset fieldsep '\t'  // 列の区切り文字をタブに(カンマにすれば CSV に)

db_name=> select id,name,code from users order by id; // 検索クエリ
1     原田哲也     TZM250
2     加藤大治郎     NSR250
3     青山博一     RS250RW

あとはこの結果をコピーして、スプレッドシートに貼り付けるだけ。あー便利。

GPSリアル勇者シリーズ「誰がドラゴンを殺したか?」

この記事の所要時間: 113

10/31(日)、京都でGPS携帯を利用したゲームイベント「誰がドラゴンを殺したか?」が開催されます。

このイベントは、「リアル脱出ゲーム」など熱狂的なファンを持つイベントを手がけているSCRAPさんが開催するイベントです。

こちらで利用するWebシステムの開発を1×1が担当させて頂いています。

GPS 携帯をゲームに利用したイベントというのはこれまでなく、さらに、こういったイベントが東京ではなく関西(京都)で開催されるというのは珍しいと思います。

先日、実地試験というわけで京都に行ってゲームを体験してきたのですが、これはなかなか新しい感覚ですね。具体的な内容については書けないのですが、こういった新しいイベントは東京先行が多いので、今回は関西で体験できる貴重な機会になりそうです。

ゲームに参加するには、GPS対応携帯(docomo/au/Softbank)もしくはiPhoneが必要です。つまりGPS必須なイベントというわけです。

そろそろ涼しくなってきて観光にも良い季節になりました。次の日曜日は携帯もって秋の京都にお越し下さい:D

チケットは絶賛発売中なので、下記リンクからお買い求め下さいー。

=> 誰がドラゴンを殺したか|イープラス
=> フリーペーパー:SCRAP:京都全域で配布中 » GPSリアル勇者シリーズ第一弾「誰がドラゴンを殺したか?」

ドキュメント作成に参考になる公開ドキュメント集

この記事の所要時間: 233

Webシステムにてドキュメントを作る際に参考になる公開されているドキュメントを集めてみました。

見た限りはどれも無償で利用可能なようですが、実際に利用される際は規約等をご確認下さい。

発注者ビューガイドライン

http://sec.ipa.go.jp/reports/20080710.html
形式:[PDF]

IPAが公開しているドキュメント作成ガイドラインです。

発注者とSIerの間で意思疎通を図ることを目的としているので、内容も詳細でかつ分かりやすいです。分量がかなり多いのですが、JavaでおなじみのPet Storeを題材に具体的なドキュメントが載っているので、ざっと見てみるだけでも参考になると思います。

ただ小規模案件だと、このガイドラインどおりに全てのドキュメントを揃えるのはムリがあると思うので、使えそうな部分だけ上手く利用するのが良いでしょう。

関連書籍も出ているようなので、興味があればこちらもどうぞ。


「発注者ビューガイドラインに学ぶ失敗しない外部設計」

ComponentAA開発標準

http://segroup.fujitsu.com/sdas/technology/develop-guide/
形式:[PowerPoint/Word/Excel]

FUJITSUが公開しているドキュメントです。

ComponentAAというFUJITSUのプロダクトを利用することが前提なので、汎用的では無いですが、書式などは参考になると思います。

EC-CUBE

http://www.ec-cube.net/download/document.php
形式:[Visio/Excel/Wiki]

オープンソースECサイトとしてお馴染みのEC-CUBEのドキュメントです。

何と言っても実際に動くシステムとドキュメントが揃っているので内容がイメージしやすいのが良いです。特に私のようなWebシステム開発の人間からはとても身近な教材です。

また、Visioでドキュメントが作られているのも特徴ですね。Visioは日頃から良く使うのですが、図表を書くのみで最終的にはWordやPowerPointに貼ることが多かったので、これは参考になりました。

PocketDOC

http://pocket9.net/pocketdoc_01.html
形式:[Excel/Word]

pocket9にて公開されているドキュメントテンプレート集です。

内容はまさにテンプレート集で、仕様書系のものから、見積書ルや納品書、個人情報取扱い管理票などシステムにまつわる様々なテンプレートが用意されています。

ドキュメント勉強会で

これはドキュメント勉強会用に仕込んでいたネタだったのですが、時間の関係で落としました。こういったドキュメントが公開されていることを知らない方もいたので載せておきます。

他にもあれば追加していくので、是非教えて下さい-。

枯れた技術の水平思考

この記事の所要時間: 122

今朝の日経で見た一言。

任天堂で様々なゲーム機開発に携われた横井軍平さんの言葉なのですが、日頃自分自身で感じていることを一言で上手く言い表している言葉でまさに我が意を得たりの気分でした。

Wikipediaを見ると横井さんは以下のような考えでおっしゃていたそうです。

「ゲーム作りは面白ければよく、ハイテクが必要なわけではない。むしろ高価なハイテクは商品開発の邪魔になる。そのためにごくありふれた技術を使い、それをまるで違う目的に使うことによってヒット商品というものは生まれるのではないか。」
横井軍平 – Wikipedia

Webシステム開発に於いてもとても示唆に富んでいる言葉だと思います。

開発者であるなら技術を追い求めるのは当然なのですが、技術だけが大事なのではないです。さらにいうとそれを使ったシステムだけが大事なのでもありません。

そのシステムを使うことによって得られる利益(金銭・業務・効率・体験・快感等々)が大事なのです。

「利益」から考える視点でいけば、実現(実装)の都合で「利益」を損なうような方法は取るべきでないことが分かります。もちろんリソースには限りがあるので、実際には実装の手間と利益を天秤にかけてジャッジすることになりますが、出発点としては「利益」を念頭に置くべきです。

つい忘れがちなので気に止めておきたいものです。

 

私自身が、最先端の技術を追いかけるというより、ありきたりの技術を上手く組み合わせて「利益」を提供したいタイプなので、特に共感しました。今後もこの方向でやっていきたいですね。

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