Spiderストレージエンジンのバージョン 0.12をリリースしました。
http://spiderformysql.com/
Spiderストレージエンジンは、テーブルパーティションとテーブルリンクを組み合わせることで、複数のリモートサーバにあるテーブルを、ローカルサーバにある1つのテーブルとして利用することを可能にするものです。(database sharding)
更新の同期は、Spiderストレージエンジン内部でxaトランザクションを利用して保障します。
資料:
http://www.mysqlconf.com/mysql2009/public/schedule/detail/6837
今回の主な変更は以下です。
(以下に登場する「テーブルパラメータ」とは、テーブル固有のパラメータのことです。詳細は、ダウンロードドキュメント中の「04_table_create.txt」「06_table_parameters.txt」をご確認下さい)
・テーブルパラメータ「table_count_mode」の追加。
リモートサーバのテーブルが、MyISAMのようなテーブルステータスから正確な全件数を取得できるストレージエンジンを利用している場合のために、テーブルの全件数取得の際にテーブルステータスを利用するオプションを追加しました。
・テーブルパラメータ「select_column_mode」、サーバパラメータ「spider_select_column_mode」の追加。
select文実行時に取得するカラムの決定方式を、今までのざっくりモードに加え、詳細に割り出すモードを追加し、リモートサーバとの通信量を今までに比べて削減しました。
それ以外の変更については、ダウンロードドキュメント中の「99_change_logs.txt」をご確認下さい。
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