ルアンパバーン
ルアンパバーン (Luang Phabang、フランス統治時代の名残でルアンプラバン(Luang Prabang)と呼ばれることもある) はラオス北部にある都市。
分かる[編集]
ラオス北部、メコン川とカーン川が交わる地点にある山間の町。1975年、ラオスに革命が起こり、共産主義政権が成立するまでは、ここに王宮が置かれていた。現在でも旧王宮や寺院など数多くの歴史的建造物が残されており、古都としての落ち着いた雰囲気を漂わせている。また、1995年に町全体がユネスコの世界遺産に登録されることでその名が知られるようになり、多くの観光客が訪れるようになった。そのためか、アクセス面でも、手続き、交通手段などの面で以前に比べれば格段に行きやすくなっている。とはいえ、町の中心自体がそれほど大きく変化したわけでもなく、都会の喧騒からは程遠いような、とても静かな町であることに変わりはない。ある程度まとまった時間を取って、何日かゆっくりと滞在するのには本当にいいところ。おすすめの場所である。
ルアンパバーンの平均気温と降水量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 |
平均気温 (℃) | 21.0 | 23.0 | 25.7 | 28.0 | 28.6 | 28.4 | 27.8 | 27.5 | 27.3 | 26.0 | 23.4 | 20.5 | 25.6 |
降水量 (mm) | 13.5 | 16.1 | 33.7 | 94.1 | 149.2 | 177.3 | 223.8 | 226.5 | 165.8 | 107.0 | 28.2 | 13.0 | 1,248.2 |
※データ出典 |
2007年1月1日より以下の条件を満たす者はラオス入国に際しビザが不要となった。
- 日本国籍(有効な日本のパスポート)を所持している者
- 観光目的での入国であること
- 滞在日数が15日以内であること
なお、業務で入国する場合や滞在が15日を超える場合は、ビザが必要となる。
飛行機で[編集]
ルアンパバーンに入るのに最も一般的な交通手段。首都ヴィエンチャンから1日数便飛行機があるほか、タイのバンコクやチェンマイ、カンボジアのシェムリアップなどからも週何便か飛行機の便がある。飛行機は国内線・国際線ともにいずれも町の郊外にある空港に到着する。空港から町の中心へはタクシーでUS$5。事前に空港内のサービスカウンターでチケットを購入する。あるいは一旦空港の外に出て(空港のターミナルから右手に50mほど歩くと空港の外の道路に出る)、そこでトゥクトゥクを捕まえる方法もある。値段は交渉次第だが、タクシーより若干安め、US$3 (約30,000kip)程度で町の中心まで行ける。ただし空港そばの道路はそれほど頻繁に流しのトゥクトゥクは通らないし、運転手によってはボラれる可能性もあるので注意が必要。空港から町の中心までは20分~30分といったところ。
タイのノーンカーイから「友好橋」を渡ってヴィエンチャンに入り、そこから国道13号線を北上するルート、同じくタイのフェイサイからウドムサイを経由してルアンパバーンに入るルート、中国のモーハンからウドムサイを経由するルート、ベトナムのナーメオやティンティオからジャール平原を抜けるルート、などがあり、ヴィエンチャン、フェイサイ、モーハン、ボーテン(中国国境のラオス側)、昆明、ディエンビエンフー、ハノイなどとルアンパバーンの長距離バス、国際バスは毎日運行されており、これらのバスが通過する国境は、外国人の通行が可能である。現在、ラオスの主要な国道はほとんど舗装されているが、雨季には稀に通行不能となる箇所もあり、大雨の後に地盤のゆるい山岳地帯を通過することは危険を伴うので注意する必要がある。また、深夜に無人地帯を通るハノイとルアンパバーンの国際バスでは、山賊による盗難被害が報告されている。
バスで[編集]
国内のヴィエンチャン(1日5本)、ウドムサイ(4本)、ルアンナムター(1本)、シェンクアン(1本)、ムアンゴイ(4本)といった都市とルアンパバーンとを結ぶ長距離バスがある(時刻表や走行時間など詳細についてはこちら)。バスターミナルは、ウドムサイなどへ向かう北方面バスターミナルと、ヴィエンチャンなどへ向かう南方面バスターミナルの2つがある。
ボート乗るのも命がけ
乗客が全員フルフェイスのヘルメットとライフジャケットに身を固め、80km/hくらいの猛スピードでメコン川を疾走していく。傍目に見ていても、あの状態で8時間というのは乗っている方もちょっとキツイのでは?またメコン川の流れは複雑で、スピードボートの転覆事故も結構あるやに聞く。たしかに効率的でスリル満点の移動方法だが、それなりのリスクもあるのだ。
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ルアンパバーンから見て北西部のフェイサイ、南西部のパークラーイなどとルアンパバーンを結ぶ観光船が就航している。スローボート、スピードボート(右側の画像参照) の2タイプがあり、スケジュールも定期・不定期合わせていくつかある。スピードボートは基本的に定員(6名)が集まり次第出発という形態を取っている(1人でもチャーターすることはできるが、その場合は定員分の料金を1人で支払うことになる)。フェイサイまでスローボートだと2~3日、パークサーイだと1日くらい。フェイサイまでのスピードボートは片道8時間程度。仮にフェイサイまでスピードボートを利用すると、途中ウドムサイなどを経由する陸路を選択するよりずっと早く目的地に着くことができる。運行スケジュールなど、詳細はこちら。なお、スローボートの中には、フェイサイからルアンパバーンまで途中ロッジに泊まりながら2~3日かけてゆっくりとメコン川をクルーズするものも運行されている。運行会社がHPを開設しており、そこから申し込み可能。タイからのツアー参加者はチェンラーイからの送迎付き。詳細はこちら。
出発する[編集]
空港から他の都市に出発する場合には、空港税を支払う必要がある。支払いは、チェックイン後出国審査場手前のカウンターで。空港税は国際線US$10、国内線5,000kip。
タクシーで[編集]
空港から町の中心までチケット制のタクシーを利用することができる。料金はUS$5。タクシーとはいっても単に普通の乗用車を転用しているだけで、外からはタクシーであることが全くわからない。従って町で流しのタクシーを拾うのは絶望的。もっとも、場合によってはシーサワンウォン通りに多数ある旅行代理店に申し込む、ホテルやゲストハウスから連絡する、などの方法が取れるかもしれない(実際試してはいないので、詳細は不明)。町の中を動き回るだけなら、トゥクトゥクの方が便利。
トゥクトゥクで[編集]
オート三輪をタクシー仕様に改造したものからピックアップトラックの荷台を乗り合いバスに改造したものまで、いろいろなタイプが走っている。街中の観光には向かないが、タラート・プーシーなど、郊外にある観光地や、空港などへの移動には便利。料金は事前交渉制で、1回5,000kip~10,000kip(距離による。空港などへ行く場合はもっとかかる)といったところ。トゥクトゥクの定員は車体横に"P"で表示されており、例えば"5P"なら定員5人、"9P"なら定員9人といった意味になる(おそらくドライバーを含んだ数。ちなみに右画像は9人乗りタイプのもの)。なお、かつてよく見られた、バイクに簡単なサイドカーを付けたような定員3人のタイプのトゥクトゥク(右画像をクリックしてスクロール)は、現在では走っていない。
レンタバイク・レンタサイクルで[編集]
観光客の集まるシーサンワンウォン通りなどにレンタバイク・レンタサイクルの店が数件ある。料金はレンタサイクルであれば12時間以内が10,000kip、24時間以内が20,000kipといったところ。中心部の移動だけであれば特に必要性も感じないが、郊外の寺などを効率的にまわろうとする場合などにはうまく使うと便利である。
町を流れるメコン川が重要な交通手段の一つになっており、舟運が非常に発達しているのが特徴である。対岸や周辺の村落にいく場合などには、船を使うと陸路以上に効率的な移動ができる場合がある。ただし、定期便のようなものはなく、船着場にいる船頭と価格を交渉して乗るのが一般的な使用方法。パク・ウー洞窟など、周辺の観光地に行くルートについては、あらかじめルートと料金がパッケージ化されているものもある(ただしこのような場合でも、船を1艘チャーターする場合であれば価格交渉の余地はあるし、行き先のルートもある程度柔軟に対応してくれる)。
王宮博物館を中心に、見どころの多くは半径1kmくらいのところに集中しているので、歩いてまわるのが一番便利。また町の雰囲気そのものをゆっくりと味わうためにも、時間を取って歩いて回るのがベストな移動方法といえる。
シーサワンウォン通りとその周辺
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隣接するサッカリン通りと合わせ全長約1.5kmほどの、ルアンパバーンの目抜き通り。この通りに王宮博物館、プーシー、ワット・マイ、ワット・シェントンなどの見どころのほか、多数のレストランやカフェ、民芸品のショップや旅行代理店などが集まっている。見どころに立ち寄りながら近くの店を冷やかし、疲れたらカフェで一服というように、通りの散策そのものがとても楽しく、ルアンパバーン観光の目玉の一つでもある。通りに立ち並ぶ、伝統を生かしながら、ヨーロッパの様式を取り入れたような建物もどことなくモダンで洒落ている。
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所在 シーサワンウォン通り
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プーシー (Phou Si, Chomsy Hill)
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王宮博物館の向かい側にある小高い丘。麓から300段以上の石段が続いており、そこを登りきったところにちょっとした展望台があって右画像のような眺望を楽しめる(ただ方向によっては木々が視界をじゃましており、よく見えない)。頂上にはお寺もあり、そこにある塔が麓からの目印になっている。
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所在 シーサワンウォン通り、王宮広場向かい側
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電話 -
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WEB [-]
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開場時間 概ね日の出から日没くらいまで
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料金 20,000kip
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王宮博物館 (Royal Palace Museum)
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元の王宮が博物館として開放されており、内部には王宮として使用していた当時の調度品や各国からの贈答品などが展示されている。日本から取り寄せた色ガラスによって作られたという、玉座があるホール一面に施されたモザイク画がとてもきれいですばらしい(館内撮影禁止なため、お目にかけることができないのが残念なくらい)。かつてのように、お昼前までしか開館しないということはなく、夕方まで開いているが、途中2時間ほどの昼休みがある。昼休み中は博物館の出入口が閉まり、また王宮の敷地内からも完全に締め出されてしまうので注意。
もし時間があるなら、よく手入れされた庭園を散策してみるのもよい。敷地内には、新年に僧侶が町中をパレードする際に使われる山車なども展示されている。なお、同じ敷地内にあるシアターでは、夕方18:00頃から伝統舞踊のショーが催されている。
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所在 シーサワンウォン通り
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電話 (+856-71) 212-470
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WEB [-]
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開場時間 8:00~11:30、13:30~16:00(入場は午前・午後の閉館のそれぞれ30分前まで)
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料金 30,000kip
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ワット・シェントーン (Wat Xiengthong)
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サッカリン通りの端にある、ラオスの寺院の中で最も美しいといわれるお寺。16世紀に当時の国王によって建立された。本堂裏の壁面には、有名なモザイク画「生命の樹」(右画像をクリックしてスクロール)が施されている。
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所在 サッカリン通り
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電話 電話
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WEB [-]
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開場時間 ?
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料金 20,000kip
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ワット・マイ (Wat Mai)
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王宮博物館隣にある、ルアンパバーンでも有名な寺の一つ。本堂の壁面に、古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』をモチーフにした金色のレリーフ(右画像をクリックしてスクロール)が施されている。
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所在 シーサワンウォン通り
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電話 ?
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WEB [-]
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開場時間 ?
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料金 5,000kip (境内だけなら無料)
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ワット・ビスンナラート (Wat Visunnalat)
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地図
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境内にある、てっぺんがドーム型の塔がスイカに似ていることから、別名「スイカ寺」とも呼ばれている寺院。
庶民の信仰の対象となっている由緒ある寺で、本堂は祈りを捧げに訪れる人々でいつも賑わっている。また、法会などの儀式もよく行われており、訪れる時間によっては本堂から僧侶の読経の声が聞こえてくる。
本堂に安置されている金色の大仏が見事。また、本堂自体も古い造りでとても味がある。
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所在 市の中心部からやや外れたところにある(地図参照)。
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電話 -
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WEB [-]
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開場時間
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料金 20,000kip (境内だけなら無料)
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ワット・タートルアン (Wat Thatluang)
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地図
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尖塔が特徴的な、ルアンパバーンの中でも最も由緒ある寺院の一つに数えられる寺院。境内には、かつての王族の墓もある。よく対で語られるワット・ビスンナラートが庶民の信仰を集め賑わっているのに対し、こちらはとても静寂で落ち着いた雰囲気が漂っている(どことなく凛として孤高な感じの佇まいとでもいったところか)。境内を散策する人もそれほど多くなく、鳥の鳴き声くらいしか聞こえない。
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所在 市の中心部からやや外れたところにある(地図参照)。
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電話 -
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WEB [-]
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開場時間 ?
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料金 無料
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ワット・パバート・タイ (Wat Pha Baht Tai)
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地図
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タラート・プーシーに行く道の途中、大通りから少し脇に入ったところにある、極彩色のベトナム様式の寺院。本堂の柱に刻まれた漢字から、ラオス仏教とはまた違った宗派の寺院であるとわかる。伽藍の中に、やや小ぶりのリクライニングブッダ(寝釈迦物)が鎮座している。
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所在 市の中心部からやや外れたメコン河畔(地図参照)。
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電話 ?
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WEB [-]
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開場時間 ?
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料金 10,000キップ
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ナイトマーケット
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毎日18時頃から22時頃にかけて、シーサワンウォン通り、郵便局のあるあたりからワット・マイの先くらいまで500mくらいが車両通行止めとなり、ナイトマーケットが開催される。詳細は「買う」を参照。
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所在 シーサワンウォン通り、ワット・マイ周辺
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タラート・プーシー (Phusi Market)
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町の西のはずれにある、最大のマーケット。生鮮食料品や雑貨、電化製品、衣類などが幅広く扱われている。詳細は「買う」を参照。
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所在 町の中心から南西方向にトゥクトゥクで10分ほど(料金は7,000kip前後)行ったところ。
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托鉢
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毎朝、6時ぐらいから数百人の僧侶が町を歩いて托鉢を行う。ワット・シェントーンの場合、寺を出て表通りのサッカリン通りをプーシー方面に向かって300mほど歩いた後、裏通りに抜けて再び寺に戻るようなコースを辿る。途中、沿道には信者が所狭しと並び、拝みながら僧侶の持つ托鉢用のジャーのような容器に米や菓子類などの供物を入れていく。一見荘厳な感じにも思えるが、サッカリン通りのそれはもはや観光アトラクションと化しており、道に並ぶ人のほとんどが物見遊山の観光客で、自分が僧侶にお布施をする様子を仲間の観光客にカメラで撮影させることなどに興じており、またお布施をもらう僧侶の方も、托鉢用の容器がいっぱいになると、道の脇に設けられた段ボール箱に、まるでゴミを捨てるかのようにお布施として受けた米などを無造作に放り投げていくため、その光景自体正直何か興ざめの感がある。
そんな喧騒が去って観光客が散った後、裏手の道で地元の人たちから受ける托鉢の様子を見ることができる。むしろこちらの方が本来の姿であり、静かな中にも厳かな雰囲気が漂っていて見ていて飽きない。その意味では、表通りのサッカリン通りで見るよりも、裏道で托鉢の様子を見る方が静かに落ち着いて様子を眺めることができるのでおすすめである。坊さんが布施の菓子類を沿道の子供たちに施したりしている様子なども見ることができて微笑ましい。
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マニファトラベル、グリーンディスカバリー、タイガートレイルなどの旅行企画会社がそれぞれルアンパバーン及びその周辺地域でのカヤックによる川下り(カヤッキング)、少数民族の村でのホームステイなどエコツーリズム、トレッキングなどのアドベンチャーツアーを催行している。申し込みは各社のホームページから直接行うか、現地の旅行代理店で。
メコン川での川下り
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カヤッキングのような本格的なものでなくとも、メコン川の河岸に係留してある船を1艘チャーターして、パク・ウー洞窟など近隣の観光スポットに出かける途中に多少のアドベンチャー気分を味わうこともできる。メコン川は護岸工事など全くされていない自然の川で、結構複雑な流れの場所もあり、そんなところを、よりかかれば軋むような華奢な船で抜けていくのは結構楽しいしそこそこスリルがある。行く場所や価格交渉にもよるが、船1艘のチャーターは半日で大体US$25前後といったところ。
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所在 メコン川の船着場で。その近辺をうろうろしていると、船頭が「船に乗らないか?」と声をかけてくる。
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メコン川でのサンセットクルーズ
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Sa Sa LaoやKhopfa Mekong Cruiseなどが大型の船でメコン川でサンセットクルーズをおこなっている。夕方4時以降にスタートし、2時間ぐらい船に乗り、サンセットをみながら軽食、ビールなどを楽しむことができる。メコン川の河岸にあるそれぞれのオフィスかホームページから申し込むことができる。(US$10ぐらい)メコン川沿いで船頭と交渉して、船を1艘チャーターしプライベートでサンセットクルーズを楽しむことも可能。大体1時間US$15前後
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所在 メコン川の船着場付近。
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電話
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WEB
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営業時間 16:00~。
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料金 サンセットクルーズ:80,000キープ
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薬草サウナ
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赤十字病院の2階に薬草を焚いたスチームサウナがあり、地元の人たちで賑わっている。料金を払うと腰に巻く布を貸してもらえる。サウナ室は男女に分かれており、内部に照明はなく、スチームも濃いので視界はまったくない。休憩スペースには薬草茶が準備されていて、自由に飲むことが出来る。マッサージが併設されていて、別料金にて受けられる。
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所在 ワット・ウィスナラート前、赤十字病院2階。
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電話
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WEB
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営業時間 17:00~。
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料金 サウナ:10,000キープ、マッサージ:40,000キープ(2011年04月)。
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象乗り・象使い体験 (Elephant Mahout Experience)
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マニファトラベルなどメインストリートのいくつかの旅行代理店でルアンパバーン周辺のエレファント・キャンプへのツアーを申し込むことができる。いくつかのエレファント・キャンプは、象に乗らないで見たり餌をあげたりするだけのツアーなので注意。。
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所在
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電話
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WEB [1]
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営業時間 8:00~21:30
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料金 US$30-
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ラオス伝統舞踊ショー (Lao Traditional Dance Show)
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王宮博物館のすぐ近くにあるチュムコーン寺の前に位置しているソンパオ・レストランで毎晩7時半より催行している。
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所在 Ban Choumkhong
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電話 (856-71) 253-489
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WEB [2]
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営業時間 19:30~20:15
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料金 40,000kip (鑑賞しない場合はノーチャージ)
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- サッカリン通りに並んで建っているお寺では、よく坊さんたちが外国人観光客をつかまえて外国語会話の練習をしているそうである。別に正規の授業ではないが、時間があるならこのような青空外国語教室に足を運んでみては?
- 目抜き通りのレストランには、"Cooking School"の看板を掲げているものも何軒かある。例えばサッカリン通りの"Tamnak Lao Restaurant"では、旅行者を対象にした伝統的なラオス王宮料理の教室]を開いており、市場への材料の買出しからコックさんによる東南アジア料理についての講義、実際の料理・試食とレシピの配布、といったようなカリキュラムが組まれている(ただし、いつどのような形で「教室」が開かれているのかなど詳細については不明)。うまく日程が合えば短期旅行者でも教室に参加できる可能性があるので、興味のある人は直接問い合わせてみるといいかもしれない。
観光目的での入国の場合、現地で働くことはできない。観光ビザ取得時に、「就労不可」のスタンプも同時にパスポートに押印される。
通貨・両替事情[編集]
両替所は空港などのほか、シーサワンウォン通り沿いに銀行が出張所を出して両替を行っている。空港の両替所では、円からkipへの両替も可能(2019年6月時点で、1円≒80kip)。市内ではkipのほか、US$(やタイバーツ)がそのまま流通している。ドルの場合は、便宜上端数が切り捨てられて1US$=8,000kipで換算されることが多い。
おみやげ[編集]
手工芸品
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ルアンパバーンのナイトマーケットや民芸品店などで、この地方独特の図柄の手工芸品が数多く売られている。図柄には、人をモチーフにしたもの、動物をモチーフにしたもの、花を図案化したもの、渦巻きなどいくつかのパターンがある。どれも素朴な感じでとても美しい。ナイトマーケットで売られているものは、値段も手ごろでしかもかさばらないので、お土産にちょうどいい。
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所在 ナイトマーケットやシーサワンウォン通りの民芸品店などで
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ペーパークラフト
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ルアンパバーンでは木の葉などを漉き込んだ和紙のような紙が盛んに作られており、それを利用したペーパーランタンやノートブック、ポストカードなどの紙製品が数多く売られている。こちらも手工芸品同様、お土産にちょうどいい。
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所在 ナイトマーケットやサッカリン通りのクラフトショップなどで
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ショップ・マーケット[編集]
ナイトマーケット
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毎日18時頃から22時頃にかけて、シーサワンウォン通り、郵便局のあるあたりからワット・マイの先くらいまで500mくらいが車両通行止めとなり、ナイトマーケットが開催される。扱われているのは外国人向けのみやげ物が中心で、骨董品や織物、ペーパーランタンなどの民芸品といったところ。店の数が多く品揃えが豊富で、昼間の民芸品ショップより欲しい品物が見つかる可能性が高い。また、価格もお手ごろ。BGMなどは一切なく、静かに時間が流れる中で、店が灯す数多くの裸電球の下で売り子が商売にいそしんでいる光景が何とも幻想的。売り子の中には民族衣装を身に着けた少数民族も混じっている。大体いつも同じくらいの時間に始まって終わるが、途中雨が降ったりすると早めに店をたたんでしまうとことも。滞在最終日に買い物を当て込んでいて雨が降ったら元も子もないので、ルアンパバーンに着いたら1度早めにのぞいてみることをおすすめする。
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所在 シーサワンウォン通り、ワット・マイ周辺
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タラート・プーシー
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町の西のはずれにある、最大のマーケット。こちらは観光客用というよりも地元の人向けの市場であり、生鮮食料品や雑貨、電化製品、衣類などが幅広く扱われている。特に何か買わないまでも、中をぶらぶらと見てまわると、売られている品物から人々の生活の一端が窺えてくるようで何となく楽しい。
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所在 町の中心から南西方向にトゥクトゥクで10分ほど(料金は7,000kip前後)行ったところ。
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食べる[編集]
観光客の集まるシーサワンウォン通りやその路地などを中心に、レストランやカフェなどが数多く立地している。店のタイプも、地元のラオス料理やフレンチ、イタリアン、インド料理などの専門店のほか、パンを主に扱うベーカリー、ラオス料理や中華料理などを幅広く扱うレストラン、菓子類と飲料を扱うカフェなどいろいろある。かつてフランスの植民地だったせいか、バゲットを扱う料理が結構うまい。欧米からの観光客が多いせいか、味もそこそこ洗練されており、それぞれの口に合うレストランが必ず見つかるはずである。ざっと見た感じでは、レストランにしろカフェにしろ、シーサワンウォン通りよりもサッカリン通りのほうに、ちょっと気取った感じで値段も高めの店が集まっているようである。
安食堂[編集]
スカンジナビアン・ベーカリー (Scandinavian Bakery)
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ワット・シェントーンのすぐ向かい側にあるベーカリーで、托鉢が行われる朝6時頃から店を開けている。パン類の販売のほか、朝食セットなどを扱っており、店先にあるテーブルで食事を取ることができる。クロワッサンと目玉焼き、コーヒーにジュースが付いたセットが26,000キップほど。店先で食事をしていると、地元の人たちがバイクなどでひっきりなしに乗り付けては、次々とバゲットなどを買い求めていくので、おそらく人気店なのであろう。なお、かつて王宮博物館の近所にあった同名のベーカリーとは別の店。
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所在 サッカリン通り、ワット・シェントーン向かい。
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電話
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WEB
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営業時間 6:00頃~23:00頃、日休み
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予算 20,000~30,000kip前後
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Yong Khoune Restaurant
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王宮博物館の近所にあるレストラン。扱っている料理がラオス料理、中華料理、洋食と幅広いので、結構便利。他に朝食メニューなども取り扱っている。夜は夜でパブにもなる。
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所在 シーサワンウォン通り
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電話 ?
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WEB [-]
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営業時間 7:00頃~23:00頃
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予算 20,000~40,000kip前後
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Bakery Restaurant & Guesthouse (旧名:CT Restaurant & Bakery Book Shop)
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王宮博物館の向かい側にある、コロニアル調のお洒落な感じのレストラン。Yong Khoune Restaurantなど、近所に固まってある他のレストランよりやや高級志向の店で、欧米人の客が多い。
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所在 シーサワンウォン通り
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電話 ?
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WEB [-]
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営業時間 7:00頃~23:00頃
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予算 30,000~50,000kip前後
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Café&Restaurant Ban Vat Sene
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やや高級志向のカフェ&レストラン。値段はちょっと高めだが、ラオコーヒーはうまい。15:00以降アフタヌーンティーのセットメニューあり。
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所在 シーサワンウォン通り、小学校向かい側
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電話 ?
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WEB [-]
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営業時間 6:30~22:30、L.O.22:00。
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予算 30,000~50,000kip前後
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ソン・パオ (Sonphao)
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地図
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王宮博物館のすぐ近くにあるチュムコーン寺の前に位置している、日本人が経営するレストラン。毎晩7時半よりラオス伝統舞踊ショーをやっている。セットメニューもあって1人で行っても色々な料理が楽しめる。会社や友人へのお土産用としてお菓子なども販売している。
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所在 No. 59,Unit 3, Ban Choumkhong, Luang Prabang
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電話 (856-71) 253-489
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WEB
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営業時間 07:00~22:00
(ラストオーダー21:30)
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予算 1品25,000KIP~50,000KIP
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Tamnak Lao Restaurant & Cooking Classes (旧Tum Tum Chen Cooking school Café-Restaurant?)
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料理教室でも開いているのか、"Cooking school"の看板を掲げている(他にもこんなレストランがある)。シーサワンウォン通りのレストランに比べて若干高級感を出したような感じで、値段も若干高め。
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所在 サッカリン通り
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電話
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WEB
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営業時間 ?
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予算 30,000~60,000kip前後(酒は別)。
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Khmu Restaurant
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奥がマッサージ&スパの店になっていて、その手前がレストランというちょっと変わった店。レストランの天井部分が人工のブドウ棚のようになっており、外のテラスで食事を楽しむような感覚が味わえる(昼間はさすがに興ざめだが、夜は薄暗く照らし出されたブドウ棚がそれなりにいい雰囲気を醸し出している)。ラオス料理やタイ料理が中心。
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所在 Sisavangvong Rd.
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電話
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WEB [-]
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営業時間
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予算 20,000~30,000kip前後
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ココナッツレストラン
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ラオス料理、西洋料理、中華料理、ピザなどの軽食類など幅広いメニューを取り扱っている。味もそこそこうまい。
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所在 シーサワンウォン通り
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電話 (+856-71) 212-617
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WEB
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営業時間
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予算 20,000~40,000kip前後。
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ルアンパバーンやタイ北部一体の文化圏は、言ってみれば「光の文化」であり、ペーパーランタンなどを効果的に使った柔らかな照明にその特徴があるように思える。そのせいか(何もバーに限ったことではないが)、ルアンパバーンのバーやカフェも照明を効果的に使って演出したものが多い。ハードロックカフェのような、音楽を路上まで聞こえるくらいにギンギンにかけたような店というものはほとんどなく、光で演出された空間の中で、BGMを聞きながら旅人が酒を飲みながら静かに語らっているような感じの店が多い。そんなあたりからも、町全体がなんとなく静かだといった印象を受けるのかもしれない。
ブルーラグーン・カフェ (Blue Lagoon Café)
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王宮博物館横にあるカフェ。夜行くと前の道のところにロウソクが灯されていてとてもきれい。オーナーが気さくな人でお客に英語で気軽に話しかけてくる。
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所在 Ban Choumkhong Luang Phabang
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電話 (+856-71) 253-691
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WEB [3]
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営業時間 15:30~23:30
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料金 コーヒーが7,000kip
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泊まる[編集]
ルアンパバーンは観光に力を入れていることから宿泊施設は整っており、観光地周辺にトイレ・シャワー共同の1泊5US$くらいのゲストハウスから、1泊US$200以上のリゾートホテルに至るまで、さまざまなタイプの宿泊施設がある。一般に、高級ホテルは町の郊外に点在しており、ゲストハウスはシーサワンウォン通りとその路地周辺、メコン川近く、サッカリン通り周辺などにまとまって立地している。
ゲストハウスはトイレ・ホットシャワー付きで、かつバルコニーなど旅行者がくつろげる施設が整ったものでも1泊US$20~30程度で泊まれるので、長期滞在者にはおすすめの宿泊施設。ただし、人気のあるゲストハウスはハイシーズンには予約でいっぱいであり、飛び込みで行っても取れないことが多い。そこで、宿が決まるまで何件もゲストハウスをまわるのが手間な場合には、空港のサービスカウンターを利用するのも手である。空港内にタクシーや宿、ツアーの手配などを行っているサービスカウンターがあり、あらかじめ条件を伝えて宿を探してもらうこともできる。ここをうまく利用すれば、町に出てから宿探しをする手間が省ける。
なお、ざっと見た感じでは、ゲストハウスでもやや高級志向のところは、シーサワンウォン通りから一本通りを隔てたところやサッカリン通りなど、閑静な場所に建っているものが多いように見受けられる。
ソクサイゲストハウス (Sokxai Guesthouse)
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サッカリン通り、ワット・ソップ向かい側のゲストハウス。建物が新しく、一通りの設備が揃っている。2階には通りに向かっていすとテーブルの置かれたバルコニーがあり、泊り客がくつろげるようになっている。朝、コーヒー・紅茶のサービス付き。
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所在 Sakkalin Rd.
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電話 (+856-71) 254-309
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WEB [-]
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時間
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料金 ホットシャワー・トイレ付きで1泊US$30
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アンマタゲストハウス (Ammata Guesthouse)
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ワット・シェントーンから歩いて3分くらいのところにあるゲストハウス。まだ新しい感じのゲストハウスで、部屋の中もきれいで掃除が行き届いている。スタッフも親切。斜め右向かいが寺院で、早朝から鐘の音が聞こえてくることも。ゲストハウスのすぐ目の前の道が托鉢の順路になっており、朝6:30頃ゲストハウスの玄関先にいれば、托鉢の様子を垣間見ることもできる。冷蔵庫などの設備はないが、おすすめの宿。
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所在 Vatnong & Phonheuang Villages 37 Kounxoa Rd., Luang Prabang
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電話 (+856-71) 212-175
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WEB e-mail [4]
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時間 チェックアウト 12:00
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料金 シングル1泊US$30前後(朝食なし)。
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連絡する[編集]
気を付ける[編集]
- 緯度的には熱帯気候に属するところであるが、山間部にあるためか、朝夕は思いのほか気温が下がる。異常気象ということもあったのだろうが、地元の人の話では、2005年の12月中旬には夜の気温が8℃しか上がらなかった日もあったそうである。軽装しか用意していないとカゼをひくことになるので、何か1枚上にはおるものを持って行くとよい(レインコートがわりにもなる、ウインドブレーカーのようなものがあると便利)。
- メコン川の川下りを考えている人も、やはりちょっとした防寒具を用意しておくと便利である。曇りの日などは水面を渡る風が結構冷たく、特に船のスピードが出る上流→下流の移動ではかなり体温を奪われる。乾季でもちょっとした雨が降り出すこともあるので、防寒対策をきちんとして、カゼなどをひかぬようにしたいものである。
- 近年、観光客による托鉢見学のマナーが問題になっている。街のいたるところにポスターで注意を呼びかけているが、托鉢に参加する場合は、前日までに食べ物を用意しておき、朝売っているものは買わないようにすること。見学する場合は近づき過ぎないようにすること。神聖なイベントなので地元の文化を尊重するようにすること。
暮らす[編集]
- 洗濯物は街中の洗濯屋を利用すると便利。ゲストハウスの集まっている地区などには必ず数件の洗濯屋があり、宿泊客の洗濯を請け負っている。相場は洗濯物1kgあたり10,000kip (約1US$) といったところ。朝頼めば夕方6時頃までに仕上げてくれる (洗濯物からは昔ながらの粉石けんの香りが漂ってきてなんとも懐かしい気分になる) 。
出かける[編集]
- パク・ウー洞窟 (Pak Ou Cave) — ルアンパバーンからメコン川を27kmほど遡行したところにある洞窟。岩場の上下にそれぞれUpper CaveとLower Caveの2つの洞窟がある。入場料は上下共通で20,000kip。下の洞窟には大小さまざまな仏像が多数安置されている (右画像をクリックしてスクロール) 。上の洞窟には祠があり、また下ほどではないがやはり仏像が数多く安置されている。ルアンパバーンから洞窟に行くには、船をチャーターしてメコン川を遡行する方法、旅行会社が催行している船やミニバンでのツアーに参加する方法などがある。なお、陸路による場合でも、最終的には対岸に渡るため渡し舟を利用することになる。
- バーン・サーンハイ (Ban Sang Hai) — ラオスの泡盛「ラオラーオ」造りで有名な村。パク・ウー洞窟に行く途中のメコン河畔にあり、別に頼まなくても船頭が途中そこに寄ってくれる。河畔でドラム缶を利用した酒の蒸留を実演しているほか、村では織物などの民芸品も売られている。観光客用に演出された部分も多いように思うが、基本的にはそまつな造りの家々が点在する中に鶏が走り回っているようなのどかな所であり、ラオスの村落の様子を垣間見ることができる。
- クアンシーの滝 (Tat Kuangsi) — ルアンパバーンから30kmほどメコン川を下ったところにある滝。
- バーン・チャン (Ban Chan) — ルアンパバーンから7kmほどメコン川の下流にある村落。壷などの焼き物を作っていることで有名。
- バーン・パノム (Ban Phanom) — 織物で有名な村。
- バーン・サンコン (Ban Xang Kong) — 織物と紙漉きで有名な村。工房やギャラリーの見学ができる。
- バーン・シェンレック (Bang Xieng Leck) — 織物で有名な村。工房やギャラリーの見学ができる。
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WikiPedia:ルアンパバーン